2021/04/25

プチ・クラフトとプチ・リペア

1 はじめに

■このご時世では…

何か「先に向かう」ような発想は起きにくい。

 さりとて「何もしない」というのも気持ちが収縮してしまうし、なによりも、ここ1年のテレ・ワーク下(もともと、それに類することは、一応「自由業」といわれる範疇の仕事のため、過去30年の経験があって、むしろ、込み入った仕事については効率が上がるので自宅に籠ることが多かったせいで、不得意でも嫌いでもないのだが、それが余りに続いたせいで、目の焦点が無限遠に合わなくなってきたのが辛い)、先が見通せないとはいっても、多少はワクワクできることもやって見たい。

■そんな中…

これまで、趣味の領域では「ストック優先」で数10年を過ごしているので、そのための部材や工具類については、ふと気づくと「終活」に苦労すること請け合いの膨大な量があることに気付き、手持ちのそれを使うだけでも、結構楽しく当分は過ごせそうだと、思い至った。

 つまり、全く新しいことに手をだすまでもなく、これまでの、いわば「成果物」に、何かの手を加えたり、修理をするだけなら、かつてのような「完璧」さえ求めなければ、あらかたストックで対応できるし、どうしても必要なパーツがあっても、通販やせいぜい仕事場への往復の折の寄り道で最低限は調達できることがわかってきたので、それはそれで面白い「挑戦」だと気付いたのである。

■ここでは…

そういった、発想と制約下での「プチ・クラフト」「プチ・リペア」を、順次追記を重ねながらご紹介してゆきたい。

 なお、ヴォリュームが余りに「嵩張る」ようになったときには、一部を分離して別ページに移し、このページ(URLはFiX予定)からリンクを貼ることにするので、予めお断りしておく。

2 「プチ・クラフト」

2-1:キャンドル・ランタンのLED化

 すでに、UP済み

 キャンドル・ランタンのLED化: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com) 

2-2:庭の潅水装置メンテ用のパーツ・トレイ

■結局…

ほぼ半年がかりの作業になってしまったのだが、冒頭からカウントすればほぼ20年、現在の状態になってからでも10数年経っている、我が家の庭(と、屋上)の水やりのため自動潅水装置のメンテナンスと拡張・改修が先ごろ終わった。

【参照】 庭の潅水装置のメンテナンス[インデクス]: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com)

■↑のリンク先のとおり…

潅水装置用のパーツは、意外に多種多様であり、当座必要になりそうなものを、10年近く前にどこかの100均ショップで買った、ピルケースに分類して庭に持ち出していたのだが、実際の作業場所ごとに必要なパーツをピルケースからとりだして仮置きできるトレーのようなものが欲しくなった。

 下北沢のダイソーだったと思うが、アウトドア系の商品の並んでいる中に、2つ折りの水彩絵の具のためのパレットのような形の、確か「キャンプ用のトレー」と称するものがあった。

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2つのパネルをつなぐヒンジが、よくあるプラの一体成型でなく、蝶番状なので
結構耐久性もありそうである。

■さっそく…

買って帰って使ってみたのだが、このままだと、開いた左右二つのパネル同士が固定されていないので、持ち上げたときに、折角抽出したパーツがこぼれ落ちてしまう。

 そこで、開いた2つのパネルを、一つのトレーとして使えるように固定する、一種のステーをつくることにした。

■ストックの…

パーツを探したら、厚さ2ミリほどのアルミの引抜材の端材が見つかったので…

・パネルの持ち手の凹みの幅に合わせて引抜材を切り出し
・2.4ミリのドリルと3.0ミリのタップを使ったネジ穴に3ミリの皿ネジを、位置決めのために止めた

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クリップを使って持ち手の部分と引抜材を挟み込むと…

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2枚のパネルが、一体のトレーとして使えるようになる

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 なお、ステーとクリップは、普段は中に収納しておけるので、行方不明になる心配がない。

【追記】200504

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奥が潅水パーツ・ボックス
クリップは錆を嫌ってステン製に変更した。
どこかから届いた書類を綴じてあったものだが、「お金持ちは使うモノのクオリティが違う」

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■潅水装置の部品は…

黒っぽい色のものが多いので、地面に転がり出し、さらに下草の中に紛れてしまうと、見つけ出すのに手間がかかるので、このようなトレーに載せておくことで、作業に専念できるようになった。

■作業を…

終えて、家の中に持ち戻って、玄関先でラム酒のオンザロックを飲みながら夕刊を読んでいるときに気が付いたのだが…

 このトレー。裏返しに使うと、グラスなどを置く、ちょっとした台になる。

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これに、氷の入ったグラスを載せれば、床を結露で濡らさないですむ

■釣り場では…

ガソリンストーブやメスキットとかコッフェルを地面に直置きすることが多かったし、大抵は河原か湖岸なので、手近な石の上の水平に近い面を見つけてそこに載せても済むので、キャンパーさんたちのようなテーブルは、要らない、というより、むしろ邪魔なのだが、それでも(先割れ)スプーンとかナイフなど、砂まみれになっては困るものも無いではない。

 確かに、サイズ、つまり

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縦19センチ

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横(畳んで)10センチ

といった程度なので、どうとでもディ・パックに滑り込ませることができるため、それらの置き場用に、フィールドに持ち出しても「満更損は無い」ことになる。

2-3 屋上からの排水用竪樋の詰まりの解決法: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com)

の後半も、プチ・クラフトといえなくもない。

2-4 シエラカップのリッド(蓋)とノブ(ツマミ)

 ネットで、ケーキ型の底板がシエラカップの蓋になることを知ったので、小田急の向ヶ丘遊園駅前のセリアに行ったところ、無事入手することができた(ケーキ型の枠の方は、パスタの湯切り用のハンドル付きのステンレスのザルを流し台から持ち上げておくためのスペーサに使えるのではないかと想像していたが、ちょうど直径・高さともにぴったりだった―55円の幸せ―)。

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虫除けには、必要にして十分。
なお、
 左のリッドのノブは100均のコートハンガーラックを「2個1」にしたときに余ったステーの根元に6φのマグネットを埋め込んだもの。
 右のリッドのノブは、同じく百均のシリコン製食品バンドの先に6φのマグネットを接着したもの。

 どうやら、後者の方が正解。

【追記】21/04/17

ネットで見つけて、セリアの110円のシエラカップのリッドを入手した。

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小腹が空いたときに、ミニ・チキンラーメンを作るのに、使う湯が150mlほどなので、シエラカップがぴったりなことがわかったからで、こちらのリッドには取っ手があるので、カップと一緒に洗った後で流しの上に並べてぶら下げて乾かすのに便利そうに思えたからである(結構肉厚のステンレスなので、結構これはお値ごろ)。

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ただ、フィールドに持ち出すのは、このケーキ型リッドの方が軽量・コンパクトなので、こちらだろう。

【追記】2011/04/29

■ミニ・チキンラーメン用の…

シエラカップ用のリッドについては、セリアさんのお蔭で一応の解決になった。

 しかし、なぜ、このセリア/エコー商事コラボのリッドを、仕事帰りに大迂回してまで入手したのかというと…

先に入手したケーキ型の底板によるリッドに、性能上、外観上の不満があったわけではなく、フィールドで虫除け、埃除けに使うだけなら、それほどの使用頻度もないので、構わないのだが、日常、ミニ・チキンラーメンのために常用するとなると、使って、洗った後、どうやって乾燥させせるか、という問題があったからである。

 セリア版のリッドならば、リッドの端に穴があるので、上の写真のように、洗った後、流し台の上にぶら下げて乾燥させることができるのだが、ケーキ型版は「ただの円盤」なので、それができないためなのである。

■加えて…

ケーキ型版はステンレスの「ただの円盤」なので、この蓋を持ち上げたりするために、何らかの「ツマミ」が不可欠である。

 最初は、ネット上の情報などから、パーツ・ボックスに転がっていた、冒頭の写真の左側のように、10年近く前に100均で入手したハンガーラックを玄関エントランスの傘置き場のために「2個1」で改造した際に余剰になった、ハンガー掛けのノブに6㎜φの穴をドリルで掘り込んで、同径のマグネットを瞬間接着剤で埋め込んだものを作った。

 これはこれで、性能上は、必要にして十分ではあったのだが、下から、ガソリン・ストーブ→シエラ・カップ→ステンレス・リッドと続いた先に「木のツマミ」というのは、何というか「ハイ・テク」感がない。

 と、いうわけで、多少なりとも「ハイ・テク」な素材を、というわけで見つけたのが、写真左の「シリコン・フードバンド」(色はちがうが、何系統かの百均チェーンにはある模様)

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その両先端部と6㎜φのマグネットを一緒に接着してみた。

 これも、機能的には問題ないし、一応は「ハイ・テク」素材といえるのだが、外観上の「エレガント」感があるとはいえないし、洗った後のリッドの乾燥の問題が解決してくれるわけでもない。

■そんな中で…

昨晩、連休中に予定していた、とあるハウス・メンテのための資材を探すためにパーツ置き場を探っていたら、偶然、幅10mmほどのステンレスの薄板の帯金が出てきた(家の外構用の資材からの剰余部品で、あまりに汎用性がない資材なので、ここで素性には言及しない)。

 それを見て、まず思いついたのが、先に書いた「リッドの乾燥用」のステーで、一方の端に、書類への穴開け用パンチで穴をあけ、他方に12㎜φのマグネットを接着してみた。

 これで

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セリア製と同じように、洗った後、流し台の上にぶら下げて乾燥させることができるようになった。

■ところで…

実際に使ってみると、この帯金、薄い割に意外に靭性があることがわかった。

 ケーキ型リッド程度の荷重では、大きく曲がることもないので、もしかしたら、リッドのためのノブ?として使えるかもしれない、と考えて、ダメモトで、ロング・ヴァージョンを作ってみた。

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■これが…

大正解で、磁石の力でくっついたリッドを、そのまま持ち上げることがきるのである。

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 これなら、ほぼフラットなのでリッドに貼り付けた状態で、そのままメスキットに収納できる。

 まぁ、見た目の面ではともかく、いわば「硬い素材」だけで構成された、メカ的には「超エレガント」なリッドのリフタが出来、大満足な結果となった。

【追記】20210512

上記のステンレスの帯金による、シエラカップのリッド用の、「ツマミ」というより「リフタ」を作ってみて気が付いたことは…

  • 当初は、ネット上の先例をみて、手持ちのパーツの中から、木製のハンガー掛けの部材を使ってはみたものの
  • 下から、鉄と真鍮のガソリンストーブ→ステンレス製のシエラカップ→ステンレス製のリッドと、無機物が積み上がってきているのに、一番上の「ツマミ」が有機物である木製なのは、どう考えても「納まり」が悪い
  • そのため、シリコンゴムである無機物の「ツマミ」を作った
  • その後、たまたま、ステンレスの帯金を見つけたので、それを使って「リフタ」を作ってみた

という経緯の中で、この「リフタ」

  • (マグネットを含めて)「無機物」である
  • 機能的には、それ以前の2タイプと較べても遜色ない
  • なによりも、過去の2タイプより、実質的にみてはるかにコンパクト

これまで、既成概念にとらわれて「ツマミ」にこだわっていた「おのれのイノセントさ」を痛感し、恥じ入る結果になっってしまった。

 ただ、この「ステンレス帯金版」も、材質がステンレスなので、そこそこには熱伝導率が高いので、できれば

  • 熱伝導率が低く
  • 耐熱性があって
  • 靭性がある

素材があれば、それに越したことはない。

 試しに、パーツボックス中にあった、幅10ミリ、厚さ3ミリほどの〔多分ヒノキの〕角材で、4作目を作ってみた。

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 これで、熱伝導と靭性、さらに(焚火のなかに突っ込むような酔狂なことをしなければ)耐熱性についてもクリアするだろうが、先に書いたように、できれば、有機物は使いたくないので、今後、上記のような理想的な素材に出会わないか、期待したいところである。

3 プチ・リペア3-1 フレックス・ライト〔FLEX-LITE〕

■かつては…

釣り、とくに、フライ・フィッシングの必需品ということもできた、先端の発光部の方向をフレキシブルに変えることのできる、単三電池2本を使う、この「ミニ・懐中電灯」。

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 それほど酷使したわけではないのだが、それでも数10年使っているうち、内部の接触不良と思われる点灯の不安定化が進んで、ここ5年ほどは、折角電球をLEDに変えたのに、点くこともあるが、むしろ点かないことの方が原則といえるような状態になっていた。

■最近は…

同様のLEDライトが数多く、しかも、安価になものも出現しているので、リ・プレースも考えたものの、やはり、この真鍮色のボディの魅力は捨てがたい。

 とはいえ、調べてみると、メーカーは一昨年廃業
http://blog1.surface-fly.com/?eid=1050230
とのことなので、自力で修理をするほかないので、DMM(いわゆるテスター)を使って、接触不良の場所をチェックしてみた。

■結果は…

予測通りで、先端部の方向を決める、写真の青色のビニールで被覆されている部分で、その被覆のすぐ内側の網状の部分が、電池のマイナス極に接続され、その内側のプラス極に接続されている回路が断線している(とはいえ、この部分の曲げ方を変えると接続されることもある)らしいことがわかった。

 断線しているのならば、それを交換するほかないので、分解してプラス極の回路部分を引き抜いてみると、先の網状の部分の内側にビニールの絶縁層があって、その中心に単芯の銅線を通してプラス極側の回路にしていることがわかった。

■すでに書いたように…

メーカーが廃業しているので、自力で、この部分の配線を取り除いて、あらたに配線する必要がある。

 断線している両端の部分は、簡単に引き抜くことはできたものの、中央部近くに断線して残っている配線の取出しにはてこずることになった。

 結局、その部分については、たまたま、手持ちの工具の中に、直径1ミリほどの鉄のシャフトに柄のついているもの(ハンダを溶かして吸い取る工具の付属品)があったので、配線部の片方の端から、玄能で叩いて鉄のシャフトを打ち込んで、もう片方の端に出てきた配線の端を引き抜く作戦をとったが、

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結局、3か所で断線していたことがわかった。

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写真右が電池室側。左が電球側。

■ここまでで…

一応「先が見えて」来たのだが、次の課題は、新しい配線の材料にあった。

 オリジナルの普通の単芯の銅線よりも折れにくいはずの、オリジナルよりもやや細いリン青銅線を通してみたのだが、復元力が強すぎて、曲げてもその形を保ってくれず、直線状に戻ってしまう。

 それではと、復元力がなく断線しにくい撚り線にすることも考えてみたのだが、この部分の周囲のマイナス側の回路に使われている金網状の部分にもある程度の復元力があると思われるので、それに対抗して曲がったままの形を保たせるには、やはり、オリジナルのような銅の単芯線を使うほかなさそうなのである。

■とりあえず…

手持ちのパーツ類の中に、屋内配線に使うFケーブルの線材で、オリジナルに近い直径1ミリ強の単芯線の切れ端があったので、その被覆をはがして、配線してみた。

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 この状態で、この電線の両端に、オリジナルからはずした接点用の端子をハンダ付けすれば、一応元通りに機能を回復できることにまず間違いないのであるが、当然、断線する可能性も元通りの状態になってしまうことになるので、何か、ほかによい素材がないか思案中である。

〔続く〕

 

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2021/03/18

古英国料理「ミノウ・タンジ―」を復元する

■1653年…

英国で出版された、(淡水魚)釣りの名著、
アイザック・ウォルトン著「釣魚大全」
〔 Izaak Walton”The compleat angler”〕

Faceofthecompleteangler

https://fiftywordsforsnow.com/ebooks/angler/

の、第18章に、

原文をしめすと

And in the spring they make of them excellent Minnow-Tansies; for being washed well in salt
, and their heads and tails cut off, and their guts taken out, and not washed after,---they prove excellent for that use; that is, being fried with yolks of eggs, the flowers of cowslips, and of primroses, and a little tansie; thus used they make a dainty dish of meat.

と、"monnow-tansies"なる料理が登場します。

■このように…

非常に短い文なのですが、というより、非常に短い文だけに、これが一筋縄では行かないのです。

とりあえずの、google 君の翻訳では

春に彼らはそれらを優れたミノータンジーにします。 塩でよく洗い、頭と尻尾を切り落とし、内臓を取り出して洗わなかったため、その用途に優れていることがわかりました。つまり、卵黄、カウスリップの花、サクラソウの花、そして少しタンジーで揚げられています。 このように使用されて、彼らは肉の可憐な料理を作ります。

と、結構突っ込みどころの多そうな訳文で、いわば「定訳」といえるものは後程ご紹介するとして、まずは順番に文章を追って、課題を抽出してゆくことにします。

1 "Minnow"とは…

 和名で ヒメハヤ - Wikipedia

 コイ科の魚ですが、同じハヤの仲間が体長数10センチになるのに対し、このミノウは、体長5~6センチなので「ヒメ」が付いているのでしょう。

Wild Minnows Fish in Aquarium - YouTube

 ウォルトンの本国のブリテン島を含みユーラシア大陸全般に分布すると言われているものの、残念ながら東限が韓国の由。

 日本で、似たような魚を探すと、琵琶湖が原産とされる、これもコイ科の

 ホンモロコ - Wikipedia

 のような魚と考えてよさそうなのですが、これも今や高級魚。

  もろこ照煮 / しじみ時雨煮 | 元祖阪本屋 (sakamotoya.biz)  参照

 手軽に代替品を手に入れるとすると、サケ・マスの遠縁らしい、アユなども含むキュウリウオ科ではありますが

  ワカサギ - Wikipedia

 あたりかと思います。

 実は、ミノウは、この大全の中に頻繁に登場するものの、それは、人の食用としてではなく、魚の食用、つまり、とくにサケ・マス系の魚の釣餌としてとりあげられているのがほとんど。

【参照】 How To Hook A Minnow 7 Ways - Seven Best Ways To Hook A Minnow Dead Or Alive - YouTube

 その有効性は、メップスという会社が、回転翼の後ろに樹脂製のミノウを取り付けた、
 名作!メップスミノーの今!! | キャット&テイルχ! (ameblo.jp)

というルアーを、かれこれ50年、製造し続けていることからもわかります。

2 "Tans〔y|ies〕“とは…

 名前の中にあるとおり、この料理の肝心のハーブのようなのですが、現在は微毒性があることが明らかになっているので、食用にはできません。
 したがって、後述の他のハーブ同様に代替品を探す必要があるので、後にそれらとまとめて検討することにします。

3 "washed … in salt"とは…

この部分、いわば定訳といてってもよいかもしれない、森 秀人・訳「完訳 釣魚大全」角川選書/1974・刊(以下「定訳」と呼びます)では

 「この魚を塩水でよく洗って」

と訳されています。

「塩水で洗う」というのは、魚の一般的な調理法というか洗浄法なので、従来はさして違和感を持たなかったのですが、

・原文を見ると「水」には言及していない
・塩でこすってヌメリや臭いを落とすのも魚の調理/洗浄法の一つである

ので、これは、「塩で洗浄する」のか「塩水で洗浄するのか」きちんと解釈する必要がありそうに思えました。

 そのため、冒頭の原著へのリンク先の pdf では、文字列検索ができるので、”salt” and"watar”で検索をかけると、

・大半が”salt water”で、サケ・マス系の魚が海水域に移動するとの趣旨のものでしたが…

・9章のコイの調理法の解説の中に

  "Take a carp, … scour him, and rub him clean with water and salt, but scale him not;"

 という一節があって、水と塩を併用して魚を洗う場合は、そのことを明記していることがわかります。

 したがって、このミノウ・タンジーの場合は「塩でこすって」調理/洗浄することを意味しているらしいのです。

 もっとも、一切、水を使わないのかというと、そうともいえず

・その直後の文節 ”and their heads and tails cut off, and their guts taken out, and not washed after ”を、
 おそらく、文脈からみて正確と思われる「定訳」では「頭と尻尾を切り捨てます。内臓を除いたらもう洗ってはいけません。」としているので、「内臓を取り出した後は」「水で洗ってはいけない」のであって、その前は「水で洗ってもよい」ことになります。

・しかし、その後の、調理の中で調味料として塩が挙げられていないことから、ミノウは淡水魚でもあり、全くの塩抜き料理とも考えにくいのです。

 結局、魚の体表についた塩を「ざっと」洗い流す程度には水で洗うと、解釈するのが(想定される味の面でも)一番正しいのではないかと思われます。 

4 "being fried with yolks of eggs"とは…

 後段の”yolks of egg”は、卵の黄身(複数形)ですが、なぜか白身と訳している人もいるので、要注意です。

 それはともかく、前段の ”fried” (現在形で fry)の解釈が難しい、というのは、日本語に落とそうとすると、訳が複数あるためです。

 日本語化した英語にストレートに変換すれば、「アジフライ」のように、「たっぷりの油で揚げる」ことになります。

 しかし、"fried egg"は、日本語では「目玉焼き」なのですから、「油を使って焼く」という意味もあることも間違いないのです。

 (当然、ドイツ風の「シュニッツエル」のような、「ひたひたの油で揚げ焼きする」のも fry の範疇に入ることになります。)

 実際に、英語圏の人達の間でも、この部分の解釈は分かれていて

 ・http://www.theoldfoodie.com/2006/02/flowery-fishy-and-fried.html

によれば、

Secondly, you can use today’s primroses and cowslips in this recipe for your next catch of minnows, from Isaak Walton’s Compleat Angler” published in 1653. A “tansy” was a sort of eggy quiche-like pudding which took its name from the herb from which it was originally made (which is poisonous in quantity!).

とされていて、いわば「卵とじ」。スパニッシュ・オムレツ、あるいは、油は使わないものの、ドジョウの柳川みたいな料理ということになります。

 一方、

 ・https://app.ckbk.com/recipe/good55004c03s001ss003r024/minnow-tansies
  
  によると、

Fry them in a little fat as you would any other fritter.

とあり、こちらによれば、「衣揚げ」。原文にあるようなフリッターや天ぷらのような料理ということになります。

 これらのうち、どちらが正しいのかは、非英語圏の当方には、なかなか判定しにくいのですが、後者のように解釈しているものが多いように思えます。

5 the flowers of cowslips, and (the flowers) of primroses", and a little tansieについて

 ・cowslips

キバナノクリンザクラ - Wikipedia

cowslipの画像 at Wiki(Jp)

なお、

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a6/Illustration_Primula_veris0_clean.jpg/800px-Illustration_Primula_veris0_clean.jpg

「天国の鍵」と呼ばれた春の花『カウスリップ』 | 鈴木ハーブ研究所 (s-herb.com)

によれば、日本でも、原種ないしそれに近いものが、栽培用に入手可能な模様。

 ・primroses

  プリムローズ - Wikipedia

  によれば

  サクラソウ科Primulaceae)の英名。

特に、サクラソウ科サクラソウ属プリムラ・ヴルガリス英語版Primula vulgaris)のこと。和名イチゲサクラソウ・イチゲコザクラ。

primrose の画像 at Wiki(eng)

http://blog-imgs-70.fc2.com/t/e/k/tekukame/201404080607381fe.jpg も参照

 

秋の訪れを告げる『イブニングプリムローズ』 | 鈴木ハーブ研究所 (s-herb.com)

によれば、同系の14種が日本にも帰化している由。そこいら辺の野原でもみつかるかもしれません。

この、最初の二つは、どちらもサクラソウ科で、どんな味がするのかと調べてみたら。

 ひとひらで2度おいしい 食べるお花、極上スイーツに|NIKKEI STYLE

に、
   ■プリムラ
    【出荷時期】12月上旬~4月中旬
    【特徴】別名サクラソウ。刺し身のツマとして1960年代から生産されている

と書かれていますので、細かいことにこだわらなければ、デパートや大型スーパーで案外簡単に入手できるかもしれません。

 このサクラソウ科の2種。ハーブに両方使う以上は、味に違いがあるはずで、どう違うのかが興味深いところです。

tansie

タンジー - Wikipedia

   和名はヨモギギク

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かつて庭にいたタンジ―。
毒性のあることを知る前に、苗を買って植えたのですが、いつの間にか消えてしまいました。

 この、タンジーは、料理名中にあることから、この料理の味のキーになるハーブ/スパイスのはずなので、どうしても毒性のない代替品が必須。

 和名や写真のとおり「ヨモギ」のような「キク」ですので、同じ「キク亜科」の、草餅でおなじみの、

ヨモギ - Wikipedia

しか選択肢がなさそうです。

(タンジーに毒性があるとなると、同じ「ヨモギギク科」の植物は避けた方が安全でしょうし、ヨモギはヨモギ科と別の科ですが、食用できることは長い歴史が証明しています。
 なお、サクラソウ科でも、シクラメンは根に毒性があるそうです。)

 幸い、ヨモギなら、沖縄由来のものが我が家の庭にほぼ野生していますので

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(同地ではヤギ汁などの匂い消しに使う)、入手に苦労はありませんし、鉄道の線路際に自生していることも多いので、それと特定できれば、ですが、踏切脇などで案外身近に「天然物」を入手できるかもしれません。

■再び、調理法について

 さて、話は、柳川型なのか天ぷら型なのかの問題に戻ります。

 最初に作ってみたのは、もう15年以上前。

 北海道から送っていただいた、トレトレのワカサギを、卵黄に(冬場でヨモギの若芽がないので)シソ科ながらオレガノのフレークを加えて衣にして、定訳通り「揚げた」のですが、もちろん、不味いものは全く使っていないので当たり前ながら、美味しいに決まっていて、その後も何回か作ったものの、原文を読んでみると、一つの疑問が残ります。

 タンジーの方は、"the flowers of"が前置されていないので、葉を使う模様。それなら、天ぷら型でも、刻むなりしりて衣にブレンドすることはできますが、"cowslips"と"primroses"の花の方は、どうやって衣にブレンドするのでしょう?

 これが、柳川型ならば、頭と尻尾と内臓を取ったミノウを含めて、全部を「丸っぽ」のまま、卵黄にいれて、油を引いたフライパン(旧い料理の話なので使うのはスキットルか?)などで一気に焼き上げることができます。

 味の面でも、材料は同じなので天ぷら型とそれほど大きな違いがないと思われるのです。

 つまり、先ほどあげた少数説の柳川型も、調理法としてかなりの合理性がありますし、加えて、こちらの方が「卵たっぷり」のうえ、うまく花弁が表面に残ってくれれば、ゴージャスで理想的。

 この点、なにか新知見がありましたら、ここに追記することにします。

 

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2021/01/30

分離型シングル・ガス・バーナー

■最近の…

寒波で、電力がひっ迫し、停電の可能性まで取りざたされるようになってきた。

停電してしまうと、まず、エアコンが動かないうえ、ガス・ファンヒータまで止まってしまうことになる。

■あわてて…

オプティマスの8R(以下「8R 」)とコールマンのピーク1(以下「ピーク1」)の、2台のガソリン・ストーブを満タンにし、ガソリン携行用のマルキルのOEMらしいユンガーのボトルにも給油しておいた。

  マルキルとグランテトラのボトルのパッキング など、ご参照

 とくに8Rは扱い慣れていることもあって緊急に暖をとるにはよいのだが、さすがに、これを室内で長時間使うのには、いくら非常時といっても、後々の家中のガソリン臭を考えると抵抗がある。

■カセットコンロは…

持ってはいるが、どうやら製造年が1993年らしい年季モノで、いつ故障してもおかしくない。

 と、いうわけで、分離型のシングル・ガス・バーナーを調達することにした。

 ガス・バーナーにしたのは、

  • 最近は公共交通機関への燃料の持ち込みの制約が大きくなり、その中で一番制約が「緩い」のがガス缶であること

JR東日本:旅客営業規則>別表第4号 危険品
https://response.jp/article/2016/03/31/272584.html

  • 燃料系を、これまでのCB缶+白ガソリンの2系統に加えて増やしたくないこと

いただきもので真鍮製の高級感のあるヨット用のほかに、ランプは安物ばかりだが3台ほどあるが、灯油のストックは、3.11の後、時間停電への対応のために、秋葉のニッピンで調達した残りが200ミリリットル程度しか残ってない。
アルコールは「時節柄」のエタノールはあるがメタノールはない。
固形燃料は全くない。

にある

 また、分離型にしたのは

ためである(通常は、玄関の土間で、ピーク1を使ことになるだろうが)。

■結局…

・ローコスト

あくまで予備機なので

・軽量かつコンパクト

フィールドに持ち出すこともないとは言えず、先に書いたように、公共交通機関での移動となるとガスしか選択肢がない
しかし、アングラーの当方にとって、調理や湯沸しは、キャンパーさんたちのような「目的」ではなくて、あくまで「手段」であり、バーベキューをしたり、まして、ダッチオーヴンを使ことなどあり得ない

という観点から、全体的に金属板の厚そうな製品を、安価な「中華モノ」の中から選んだ。

Dsc03892s
食卓では、いわゆる「土瓶敷」代わりに使っている、約30センチ角の陶板を2枚重ねて、その上で燃焼させることになる
脚の転回部分の耐久性に不安がないではないが、もともと使用頻度は低いし、リベット止めなので、緩み過ぎたらドリルで揉んではずして、ビス・ナットに換装することもできそうなので、この面では長く使えそう。
バーナーの周囲に風防がついている同系製品もあるが、その場合は上記の対応が難しいのでシンプルなこのタイプで正解だった。
CB缶に付いている「角〔ツノ〕」については後述

サイズ的には、手前の8R +ガソリン缶よりはるかに軽量かつコンパクトなので、大満足。

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ガソリン缶は、水/酒用のグランテトラを仮置き(物置に取りに行くのが面倒なので)
ユンガーと同じ750ミリリットルなので、プロポーションは異なるが体積的には大差ない
グランテトラの蓋は可燃性だが、ユンガーのは不燃性の陶器なのでより安心
 マルキルとグランテトラのボトルのパッキング: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com)  参照

【追記】

久しぶりに書棚から引っ張り出した、コリン・フレッチャー・著/芦沢一洋・訳「遊歩大全・上巻」(森林書房/1978・刊)のp.259によると、
オプティマス8R は、燃料タンク容量 165ml で、その燃焼時間は60分。
したがって、満タン+750mlならば、その総燃焼時間は 約333分≒5.5時間

 従前同様に、この一式を、メスキット

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最初は、下の写真のミズノの12φ+13φあるいはホープの12φ+13φ+14φのコッフェルを使っていたが、
最終的には、メスキットだけに収斂した

なお、本当に初期は、アルミのフライパンを持ち出したが、海魚にもその傾向はあるが、とくに川魚はト
レトレでは水っぽくて全くおいしくない。地元の人たちが囲炉裏や火鉢であぶってから食べるのはそのせ
いで、早々に装備からはずれた。

大半が、「ジフィーズ」ブランドのフリーズドライの「かやくご飯」か、さもなければ、粉末スープ
(当時は、リプトン・ブランドのものが断トツにおいしかった)に、フランスパンちぎって
を投入した
「パン粥」だった
(せいぜい+してサラミソーセージ*を丸かじり)ので、シェラカップがあればポット
は1個ですむので これだけで必要にして十分すぎる位だった。
 なお、リッドの上は「先割れ」部分を自加工で作ったスプーン**

*余談ながら、大藪春彦の小説で、主人公が丸かじりする「1ポンドのボローニャ・ソーセージ」に憧れていたが、どこで買えるのか見当がつかなかった。
**先割れスプーンの、ごく最近調達した、個人的には「決定版」を末尾にご紹介する。

と一緒にディパックの下の気室に収めることができる。
それには、最近流行らしい「ずん胴」型のクッカーより、
底が丸っこいメスキットとか
「今や骨董品」の略・台形断面のコッフェル
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の方が、どこにでも「滑り込ませる」ことができるので向いている。

 このタイプ、今でも、

   ・EPI(アルミ3点食器セット C-5201)
   ・ユニフレーム(Aluminium Dish 3)
   さらに調べてみると
 ・
協栄金属工業(ダイヤ印 手付食器5点セット) https://www.youtube.com/watch?v=R8tdH-wIyz4
   から発売されているようである。
 ただし、このうち、ユニフレームのものは、手持ちのもののような、
 リッドの内側の突起と、ポットの縁の凹みの組み合わせで、両者を軽くロックする機構
はないようである
  クッカーマニア ミニクッカー編 ソロクッカー 3分35秒あたり以降
 が。

■最初の課題は…

CB缶の方向で、その構造上、液化ガスを気化させて送り出すためには、立てて使うか、口金の欠きこみ部分が上を向くように使う必要がある。

  CB缶の構造 | 焚き火ライフ (takibi-life.com)

 製品によっては

、OD缶-CB缶のアダプタに、小さなステーを付けて、位置決めしようとしているものもあるが、この製品のアダプタにはそれがない。

 ただ、他製品のステーも、さほど底辺の幅が広くない三角形なので、それ自体にどれほどの効果があるのか、疑問がないではなかった。

 しかし、実際には、CB缶の位置は、燃料パイプとコネクタによって、ほぼ固定されることになるので、あとは、「転がらないようにすれば」済みそうなことがわかった。

 それならば、あの程度のステーでも済むだろうし、ステーがなくても、転ばない仕組みを考えればよいことになる。

■ネット上では…

 鋼鉄とかステンレス製のU字型ボルトを使って、ガチガチに固めようとしている方もいるが、下手をすると、その固定具の方がCB缶より重くなりかねず、本末転倒。

 そこで、100均で売っている12ミリφのマグネットに、5ミリφの皿ボルトを接着した「ツノ」を2つ作り、缶にハの字型に設置する方法 を考えた。

Dsc03893s_20210130100201
標準的な方法。地表面が傾斜していて一方向に転がりそうなら、そちらに2つとも付ければよい
実際にフィールドで実験してみて固定度が不足するようなら、簡単に作れるので、追加製作すれば足りる

 「ツノ」のクローズアップ

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2つの磁石の極性を、NS-NSとなるように逆転させておくと、くっついた状態で保管でき、なくなりにくい
今回は「早急」に結果を見たいので、紫外線硬化樹脂を使ったが、さして高温になる場所ではないので
瞬間接着剤でも2液性接着剤でも、何を使ってもよい

■ついでに…

届いたばかりのヒータ・アタッチメントを載せてみた。

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 「本家」コールマンの「170-7065 」の五徳に固定するために裾に切られているスリットが、ピーク1などの4本の五徳に対応するための90度ピッチのものだけ(+ラジエター〔燃料気化装置〕用2か所)なのに対し、このBRS-24では、それに加えて3本の五徳にも対応できるように120度ピッチのスリットが切られているので、これが可能なのである。

 https://otnlife.com/wp-content/uploads/2018/11/IMG_7863.jpg

をみると、ヒーターから40センチ離れれば、40°C強くらいの温度におさまりそうなので、かなり安心感がある。

■もう一つの課題は…

 いくらかの実験を重ねてゆくことになった。

 ネット上ではママ指摘されてる、アダプタ部分でのガス漏れである。

 屋外、玄関先でのテストでは気が付かなかったのだが、屋内でのテストで、

 CB-ODアダプタとCB缶との接合部で、ガスが漏れている音がして、ガス臭もある。

 さっそく、販売者さんに連絡をとったが、多少他のサイトより価格は高かったものの日本国内しかも都内の業者さんを選んだがのが幸いして、速攻で新しいアダプタを送っていただいた。

 その間、こちらでも、ネット上の情報を調べたが、どうも、この種の現象には、アダプタ側の個体差とCB缶側の個体差とが、ともに影響をおよぼしているらしいことが判明。

 新旧のアダプタと、わが家にあったCB缶3種類との順列組み合わせで実験してみると、

 まぎれもない業界標準品といってよいイワタニの純正品では、新旧とも全くガス漏れの兆候はない。

 C社製では、新アダプタではガス漏れの兆候はないが、旧アダプタでは、耳を近づけてもガスの音は聞こえないものの時間が経つと薄っすらとガス臭がし始める。

 問題はT社製品(ただし、缶のデザインからみると大分前の製品らしい)で、新アダプタでもガス漏れが生じるし、旧アダプタでは「ブクブクといった感じ」の盛大なガス漏れ音がする。

 ただ、不思議だったのは、このT社製のCB缶は、これまで数年間、イワタニのガストーチにつけて、台所で、カツオの土佐造りとか焼き豆腐造りに使っていたのだが、ノントラブルだったことである(だからこそ、今回も、一番間違いなさそうなCB缶の一つとしてテストに使ったのだが、観察してみたところ、アダプタとガスト―チとでは、接合部の内部に使われている、Oリングの場所が違っていた。

  Dsc03915s
イワタニのトーチのコネクタ
Oリングは外側の凹みの内側にある

Dsc03917s
アダプタの接合部
Oリングは、内側の凹みの内側にある

どうやら、これがいわゆる相性を分けたらしいことがわかった)。

 結局、安全重視の使いこなし方法として

・どうしても屋内で使う必要のある場合は、原則イワタニ缶を使う。

・屋外での使用の場合は、事前に屋内で音と匂いでガス漏れをチェックして、相性を確認してから持ち出す。

ということになりそうである。

【追記】21/02/02

オリジナルの「赤函」

これはこれで、アダプタに加えツノを含めてすべて収納できる。

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ただ、ガス管にかかるストレスに不安なしとは言えないし、常時この赤函に収納しておく必要もないので…

100均で、心持ち、大きめでハードなケースを調達した。

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あえて名付ければ「黒函」

普段は、ややゆったりと、ガス管にストレスの少ない、この黒函に収納して保管し、フィールドに持ち出すときだけは赤函を使うことにした。

 

【余談】

もう30年以上前になるが、資材のコンパクト化のために、どうしても、当時は学校給食に使われていて評判悪かったが、先割れスプーンが欲しくなった。
一番手っ取り早いのは、学校給食用のそれを入手することなのだが、今と違ってネットもなく、どこをどう探してよいのかわからないので、仕方なく自作することにした。
本文に書いたように、フィールドでの食事は、スプーン、それに、釣りなので当然もってゆくことになるガーバー・サカイのナイフがあれば、フォークはどうしても必要なカトラリーではないが、スプーンでは拾いにくく、さりとて、ナイフを持ち出して刺すほどではない食材を、ちょっと引っかけて食べるのに、「あれば便利」なことは疑いないので、下北沢でスプーンを調達し、柄をカバーしているプラスティックを引きはがし、スプーンの先に糸鋸とヤスリで浅い切り込みを作った。

その後も、時折、売り場を観察していたのだが、なかなか、自作品に代わるものがない(また、チタン製の「スポーク」

【レビュー】チタンで決まり!ライトマイファイヤー チタンスポーク [MASATY CAMP] (fc2.com)

も近隣のフリマで入手したが、カトラリーとしては、まずは、スプーン、あるいはフォークとしてそれらと遜色なく使えるのが基本性能であるべきで、これでは非常用の防災用品としてしか使いようがなく、フリマで放出した方の発想がよくわかった)。

その後、小田急線の向ヶ丘遊園駅前で、シエラカップの蓋になるといわれていたケーキ型

プチ・クラフトとプチ・リペア: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com)
中「2-4」参照

を見つけた後、店内を「なにかDIYパーツに使えるものはないか」と、ガーデニング用品やキッチン用品の中を歩き回っていたところ、「サラダトング」

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なる、ステンレス製で、トングの両端ともスプーンの形状ながら、片側が「先割れスプーン」状になっているものを見つけた。

 

買ってかえって、早速、金鋸でスポーク状の部分をカットし、切り口をヤスリで整形してみると…

・先割れスプーン

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カップヌードルは、先端にヌードルを引っかけて問題なく食べることができた
何よりも、わるく言えばペナペナだが、軽量なのが最大のメリット

・流し台の上のワイヤにぶら下げておける味見用のスプーン

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が出来上がった(これも、各55円の幸せ)。

 

 

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2021/01/17

キャンドル・ランタンのLED化

■庭の…

潅水装置のメンテにあたって、久しぶりにガソリン・ストーブを持ち出した

庭の潅水装置のメンテナンス その6:幹線の延長線の敷設

のを機に、3.11直後にやって以来の災害時用備品の総点検をしてみた。

 その折、災害時用というより、もともとはアウトドア用の備品を保管していたコンテナの底から、ほとんど存在を忘れかけていたキャンドル・ランタンを見つけた。

■思い出してみると…

今から40年ほど前には、この種のほとんどのカタログ雑誌に取り上げられていた、定番アイテムの一つだったといえなくもない。

 このランタン、現在、アメリカのUCOブランドのタイプ
 https://www.e-mot.co.jp/naturalspirit/uco_candlelantern.asp
の、いわばハシリと思われるもので…

 平素の見た目は、アルミの2重構造の筒だが

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"MADE IN USA"の刻印はあるが、メーカー/ブランド名は見当たらない

【補註】
コリン・フエッチャー〔芦沢一洋・訳〕「遊歩大全」森林書房/1978・刊pp.488-489
芦沢一洋「バックパキング入門」山と渓谷社/S51・刊pp.230-231
によると、
このタイプのランタンはフランス製がオリジナル
https://mowsuke.naturum.ne.jp/e1272946.html
(もう1系統の、折り畳みのバンガロー型のものは東京トップ製
https://ec.treasure-f.com/item/5506000118783112

の由。
フランス製と日本製が市場を席巻する中「アメリカ製」を強調したかったのだろう。

 吊手をはずし、

 内側の筒を180度回転させると、

 強化ガラスでガードされた窓の中にキャンドルが現れる

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 キャンドルは、この2重の筒のさらに内側にある筒(以下「ホルダ」という)に収納され

 点灯されたキャンドルは、燃焼して上部が減るにつれて、ホルダ内部のスプリングで下から押し上げられ

 最上部の炎が常に同じ位置に保持される

Dsc03873s
右端が、今回作ったキャンドル代替のLEDパーツ

と、たしかに、これは、よく考えられた製品といえる。

■もっとも…

それは「アイデアどおりに動作すれば」の話で、問題は、最後の、キャンドルを押し上げる仕掛けにあった。

 困ったことに、

  • 点灯したキャンドルから発生する熱がホルダに伝わり
  • その内部のキャンドルを加熱する
  • 加熱されたキャンドルのパラフィンが軟化し
  • 軟化したパラフィンの中に、本来ならキャンドルの底部から押し上げるはずのスプリングが、その最上部のアルミ製のシャーレのような支持具共々キャンドル内部に入り込んで
  • 最後には、スプリング、支持具とも、キャンドルの中に「吸い込まれて」埋まってしまう

のである。

■これを防ぐには…

融点の高い、つまり、「加熱されても柔らかくなりにくい」キャンドルを探すしかない。

 とはいえ、融点が明記されたキャンドルというのは見たことがなく、結局

  • 直径20mmほどのキャンドルを見つけて
  • とりあえず購入し
  • テストする

ことを繰り返して見つけ出すしかなさそうなのである。

■しかし…

もともとの、このランタンを購入した目的からみれば、そこまでする気にはならなかった。

 それは、このランタンを「実用」する用途といえば、突き詰めて考えてみると

・日没後の釣り場からの撤収

位しかなく、しかも、近場を照らすには

・フレックスライト

Dsc03878s 
これもLED化してある。だだし、今では内部で断線気味のようで、メーカーは一昨年廃業
http://blog1.surface-fly.com/?eid=1050230
とのことなので、自力での修理方法を思案中

があることから、やや広い範囲での、せいぜい「落とし物」「忘れ物」チェック程度のためなので、長時間の点灯も不要。

 それならば、小型の普通の「懐中電灯」(後にはマグライトが登場)でも何とかなるからである。

と、いうわけで、家中を燃焼テストの残骸のキャンドルだらけにすることもなく、ほぼそのままお蔵入りとなった。

■加えて…

だんだんと、「釣り最優先」となってくると、フィッシング・タックル〔釣具〕、とくに、当時は、ルアー釣りだったので「あのルアーも」、「このルアーも」となって、自ずから重さも体積も増加の一途をたどる。

 それ以外のいわば「手段」に過ぎない装備については、雨具や防寒具といった「命にかかわるかもしれない」ものは(遭難して死んでしまった後で「バカ」と言われたくもない、という程度には「名を惜しみたい」ということもあり)別枠として、それ以外は、1グラムでも軽く、1立方センチでも小さく、となって当然。

 おそらく、実験の末に適切なキャンドルが見つかったとしても、いずれは、(後のメンテナンスの時間と手間暇も考えれば)早晩「不要不急装備」の最上位として標準装備から除外される運命だったのである。

■まして…

今となっては、

・一方で、ここ20年ほどは、日没後の釣り場からの撤収ということもなくなり

ほとんど道東の忠類川でのシロザケ釣りしかしなくなってしまい
(比較的早い時期の遡上するカラフトマス釣りに飽き、次いでルアーによるシロザケ釣りにも飽き、

Firstsalmons2

最後はフライによるシロザケ釣りに集中)

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夕方以降は、とくにヒグマと遭遇する危険があるので、日の高いうちに撤収するのが原則となった

余談ながら、10年ほど前に、この忠類川の1本南の当幌川で、サケの密漁者が夜ヒグマと遭遇して死亡した
死因は「頭蓋骨粉砕骨折」。どうやら出合い頭に、いきなり「ひっぱたかれた」らしい。

・強烈な光を発するLEDの灯具などが、家中に転がっている状態となり

最強は、仕事につかうファイバースコープの補助光用の、Sure Fire 6P をLED化したもの

もっとも、これは「懐中電灯」としてはオーバースペックだが 

・しかも、そこそこ明るいLEDランタンが、今や百均で買える

  実際、家の脇の通路沿いの物置場に、すでにぶら下げてある

のため、今後、本来の用途で出番の生じる可能性は絶無。

■と、なると…

せいぜい「雰囲気作りのためのアクセサリ」にしか使いようがないので、今回の発掘を機に、「また忘れない裡に」LED化することにした。

 と、いっても、パーツ集めとその選択にやや手間取ったものの、作業自体は非常に簡単で、

●ベース

になるのは、ダイソーで調達した、製品名「ミニマムライト」

264s

  • 直径が13mm、全長38mmなので、ホルダの中に楽に収まる
  • 電源がLR41電池4本(5.2V)とこの種の製品の中では比較的高圧なのでかなりの明るさが期待出来る

ので、これを選択した。

●LED

ベースのミニマムライトは、当然ながら白色光だしキャンドルのような光の「ゆらぎ」もないので、LEDを橙色で「ゆらぎ」のあるタイプに交換する必要がある。

 今回わかったことは、この「ゆらぎ」は、LEDとは別の回路で生じさせているわけでなく、LED素子自体にその回路が組みこまれていることで、それならば、単に、その「橙色ゆらぎ」型のLEDに白色LEDから入れ替えればすむことになる。

(なお、ゆらぎLEDに印加できるのは、最大5V の模様
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09553/
だが、1.3×4=5.2Vと、この程度のオーバーなら問題ないだろう)

 そして、その調達先は(このご時世では、秋葉の秋月まで買いに行くのも怖いので)

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 パッケージはとっくに捨ててしまっていて商品名不詳なので、かりに、一般的な呼び方らしい「LEDキャンドル」と呼ぶことにするが、当初は後述の「炎」の部品ともども使う予定だったところ、それが簡単には外せそうもないので、今回使ったのは、やはり手持ちの中の別製品。

 別製品の方は、「炎」のパーツがやや柔らかい素材でケース本体に嵌め込み式のため、穴径さえ合わせれば脱着も容易なのと、なにより、LEDの方も、写真の製品よりも新しい分「ゆらぎ」がよりリアルなのでこちらを使うことにした。

 有難いことに、本体ケースのサイズにゆとりがあるので、内部の電池、スイッチ、LEDの配線がゆったりしていて、LEDの足が長いまま使われているので、移植用のパーツを取るには最適なのである。

 ミニマムライトの方の配線も、非常に合理的で、ハンダ付けやカシメを使わず、凸型断面のプラ製ブッシュと金属製のワッシャを使い、LEDの足を折り曲げて処理しているだけ

1_20210117160501

なので、先の細いペンチ1本で簡単に移植できた。

●「炎」

先に触れたとおり、LEDと共に同じLEDキャンドルから転用するつもりだったのだが、実際に取り付けてみると、背が低くてホルダ上部に埋もれそうだし、形もやや貧相なので、こちら

Led265s_20210123095701

から移植することにした。

 この「炎」も柔らかい素材ではめ込み式なので理想的。

(LEDキャンドルから外した「炎」は、この「LEDろうそく」に転用。
 このろうそくのも「橙色ゆらぎ」型だが、このLEDの取り外しは、かなり難度が高いので「秋月さん」に頼る方がよい。)

●取付用カラー

 ミニマムライトは細すぎて、そのままではホルダの上部をすり抜けてしまうので、LEDキャンドルの本体ケース上部から、「炎」用の穴を中心とする直径20mmの円盤を切り出し、「炎」を嵌め込むための中心の穴の径を8ミリ強に広げた。

 これを、ミニマムライトの先端に接着(接着部には圧縮方向の力しか加わらないので「ずれさえしなければよい」ため、紫外線硬化樹脂で4点留め)。

Dsc03874t

■この

加工済みのミニマムライトを、先端部を回して点灯したうえキャンドルの代わりにホルダにセットし、支持具・スプリングともキャンドルと同様にセットする(したがって、まずそんなことは起こらないだろうが、必要があれば、いつでも元のキャンドル・ランタンに戻すことができる)。

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これで「LEDキャンドル・ランタン」の完成。

(最終的に残ったのは、LEDキャンドルの電池ボックス(LR43×3)とスイッチ。ミニマム・ライトの白色LEDのみ。どれも汎用パーツなので、いつかは役に立つはず。)

灯具としては、用をなさず「部屋のお飾り」だが、それでも、長年のお蔵入り状態から脱出させることだけはできた。

 

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2021/01/02

ガソリン・ストーブ用ヒータ・アタッチメント

 ■昨年暮れから…

庭の潅水装置のメンテナンスと拡張を始めたところ、当初は温暖な気候が続いていたのだが…

ここへ来ての寒波で、考えた。

■これまでは…

薄手のダウンジャケットを着ているだけで、屋外作業とはいえ、本人には別に熱源が必要と思う時期ではなかったのだが、潅水装置のコネクタにパイプを設置するために、その端部を加熱して温める必要から、久しぶりにガソリン・ストーブ、最初はコールマンのピーク1 442-700(以下「ピーク1」)、さらにはオプティマス8R(以下「8R」)を持ち出すことになり

庭の潅水装置のメンテナンス その6:幹線の延長線の敷設
なお、マルキルとグランテトラのボトルのパッキング

妙な懐かしさもあって、これらのストーブのリペアやスペアパーツなどについてネットで調べてみた(といっても、8Rの主要リペアパーツは、30年以上前に入手済みだったのを思い出したのだが、ピーク1については、この調査が、後述のように、すぐに役立った)。

Dsc03812s

■ちょっと…

驚いたのは、アルコールや固形燃料のストーブが、異常と思えるほど進化していたことなのだが(父が若いころに使っていたアルコール・ストーブが、どこかにあるはず)、それはさておき、(原則)ガソリン・ストーブを使ってヒーターにするアダプタが、話題になっていた。

 考えてみると、この種のヒーターがあれば、潅水パイプの先端を炙って柔らかくするのに使えそうだし、そのうえ、この先は、ますます寒くなる中での指先を使う作業が中心になるので、そのときの「手あぶり」にもなる。

 委細は、ネット上に情報が山ほどあるので、ここで解説する必要もないが、一番気になるのは、いわば「本家」コールマンが、同社のストーブ用のアダプタとして発売している「遠赤ヒーターアタッチメント (#170-7065)」で、なにしろ、442が対応機種にリストアップされているのだから

コールマン(Coleman) 遠赤ヒーターアタッチメント 170-7065

これ以上の選択はないことになる。

■しかし…

170-7065 は、現在品薄かつ高価だし、そもそもの問題として、買ってみたとしても、将来、これをフィールドに持ち出すことは想定できない(これが必要と思われる時期は、そもそも〔淡水・サケマス系の〕釣りのオフシーズンだし、可能性のある最も寒いシチュエーションである10月末あたりの道東の忠類川*でのシロザケ釣りを想定しても、経験上、これが必須といえるほどに寒くはない)ので、いわば宝の持ち腐れになるのは必定。

*もっとも、この時期になると、夜(といっても、昼間でも安心できないのだが)は、この川筋がヒグマの「通路」兼海から遡上してくるシロザケを食べるための「食堂」になるので、キャンプなど不可能。

■それでも…

この170-7065を、災害時に備えて、いつも玄関先に置いてある8Rでも使えるなら、何かの役には立つかもしれないし、気軽に庭に持ち出して使うこともできるだろう*、ということで、検討をしてみた。

*8Rの場合、コールマンのピーク1などとちがって、原則的にはポンピングによる燃料タンク内の加圧は不要で、着火して火力が安定した後は放っておくことができる。
 当方は、下の写真のようにサードパーティ製のポンプを使ってはいるが、これは、どちらかというと、プレヒート用のアルコールペーストを準備するのが面倒なので、ポンプで加圧後、燃料コックを開けてノズルからあふれてバーナー最下部のプレヒート用燃料皿にたまった生ガソリンをプレヒートに使うのが目的で(言うまでもないことだが、このときは燃料コックを一旦閉める
)、火力は二の次。
 実際、かつて大晦日近くに、当時の噂だったモンスター・ブラウン・トラウト狙いで行った本栖湖でも、ポンプなしに、コーヒーや粉末スープ用の湯をストレスなしに沸かすことができた(常時湯を沸かしておいて‐静まりかえった湖岸での8Rのバーナーが「吠える」音は、本当に「心強」かった‐、通りがかりのアングラーに熱いコーヒーをふるまっての情報交換のひと時は楽しい思い出である)。

 170-7065の場合、ピーク1などの五徳にはめて使うためのスリットが4か所(これに加えて、上部のラジエターをクリアする大き目の欠きこみが2か所)ある。

 どうも、このスリットの間隔と、8Rの五徳?の2本の平行するバーの間隔とが近そうで、これらが整合すれば、必要なスリットの方向が違うので、ヤスリで広げる必要はあるかもしれないが、用途が多少広がることになる。

■データによれば…

170-7065の直径は、86ミリメートル。スリットは90度間隔なので、下図のように、直線距離では60.8ミリ間隔ということになり、8Rの2本のバーの間隔60ミリと、誤差範囲で一致することになる。

1_20210101233601

(また、8Rの2本のバーは、次の写真のように、ケースにあるスリットに差し込んであるだけなので、写真でいえば左右に多少は移動させることができる。)

■ここまでは…

よいのだが、問題は、赤熱した170-7065からの輻射熱が8Rの燃料タンクを直撃しそうな、上の写真の赤塗の領域の存在である。

 8Rでは、下の写真のように

Dsc03801s  

 バーナーと、タンクとの丁度中間の位置に、銀色の遮熱板を置いて、バーナーからの輻射熱が直接タンクに加わらないようにしている。

 言い換えれば、8Rでは、タンクを加熱することによってバーナーへの燃料供給をするためのタンク内部の圧力を生じさせるのだが、その熱としは、バーナーからその下部のステム、そこから、バーナーとタンクの最下部とをつなぐ燃料パイプを経て伝わる伝導熱によって得ることを想定していて、バーナーからの輻射熱は想定しない、というより、むしろできるだけ排除しようとしていることがわかる。

■これに対し…

この種のヒーターの一体型のガス・ストーブでの使用は避けるべきということは、よくネット上で指摘されているし、さらには、

冬キャンプの暖房にコールマン遠赤ヒーターアタッチメントは有効? - YouTube
(とくに5分40秒以降と8分50秒以降参照)

という、とても具体的なリポートまであって、赤熱したヒーターからの輻射熱は相当大きなものであることがわかる。

 と、なると、そのような膨大な輻射熱を、本来それを想定していない8Rのタンクに加えるのは無謀というほかないだろう。
 (タンクの蓋の部分に安全弁はあるのだが*、それが作動してしまったときは、そこから高温下にガソリンの蒸気が噴き出すのだから「火だるま」必至で、タンクの爆発を防ぐ効果しかないと考えるべきだろう。)

* Refurbishing SRV Fuel Caps - Part Two 参照

■これが…

「どうしても」という話なら、追加の遮熱板でも工夫することになるのだろうが、先のような用途に照らせば、そこまでするのはナンセンス。

 収納場所から取り出したり燃焼中にポンピングしたりするのが、いくら面倒でも、素直にピーク1を使えばよいし、その方が安全なのだから。

■このように…

ピーク1の方でしか使えないとなると、翻って考えてみると、品薄、高額の170-7065をあえて手に入れる必要もなく、いわゆるコンパチ品の

BRS-24遠赤ヒーターアタッチメント

あたりで済むことになる。

■いうまでもない…

ことだが、せっかく計算したので、以下参考まで

 このBRS-24の直径は92ミリとのことなので、下図のように

・タンクに輻射熱が加わる範囲はより広くなるうえ
・そもそも、スリット間隔は65ミリとなり、8Rに載せるにはかなりの加工が必要

2_20210102003401

【追記】2021/01/27

■発注したが…

届かない、という指摘がネット上によく見られる、

BRS-24遠赤ヒーターアタッチメント

が、今日、中国郵政→日本郵政経由で無事我が家に届いた!

Dsc03887s
箱は、裏面の商品説明を含めて全て中国語。
日本語も書けとはいわないが、英語での表記は欲しいところ。

■荷扱いを…

含めて、評価の低い「中華モノ」だが…

・損傷はもちろん、少なくとも大きな変形はない

・汚れはない

ただし

・製品の表面だけのチェックだが、天板の下に「バリ」が一か所
  針状のものなのでニッパーでカットして、あとはダイヤモンドヤスリで均せばすむ程度

【追記】2001/03/14
ニッパーで取りきれなかったバリの残りも(百均の)ダイヤモンドやすりで簡単に落とせた

・表面のスリキズは結構多い
  といっても「1年使えばどうせこうなるかもしれない」というレベル

だが、日本製品も含めての、当方の従来からの評価基準は、問題なくクリアしている
(と、いうか、少なくとも40年前の日本製品と比べてみて、同レベルか、それ以上なのだから、コストを勘案すれば文句を言う方がおかしい、というか「世間知らず」)

■よくみると…

天板の上に、モノを載せても、天板上の穴から熱気が抜けるようにするためと思われる小さな突起が円周状にあるので、試しに、サイズ感を示す意味もあって、シエラカップを載せると、こんな

Dsc03889s
思っていたより小さい

具合。

  これなら、外側から暖を取りながら、インスタントのコーヒーやスープで内側からも暖を取れるだろう。

■意外だったのは…

結構「頑強そうな造り」だったことで、おそらくは

・赤熱状態になる器材なので、そのための、加熱・冷却が何度も繰り返されることを前提とした耐久性の確保

・ヒーターとしての蓄熱性の増大

のため、もともと、ステンレス版の肉厚が厚いのに加え

・天板の下にある円盤が、おそらく蓄熱効果のために肉厚であり

・しかもそそれが円柱状の側板に複数個所でスポット溶接して固定されている

Dsc03890s

ので、全体が建築用語でいうと、一種の「ラーメン構造」となっているのも、強度の確保に役立っているのだろう。

■テストは…

この週末。

・本命のピーク1

・最近届いた、中華製ワン・バーナー
  この、BRS-24を使う前提で、安全のため、セパレートタイプを選んだ。

・「ダメモト」というより「ダメ」であることを確認するための「8R」

での実験結果を、別アーティクルで、お披露目する予定である

【追記】21/01/31

上記の「実験」結果

・8R

まさに、先の「計算通り」の結果

 90度ピッチのスリットを広げるしかないが、

Dsc03913s

画面左側のスリットは、角度の関係もあって、約2ミリほど

右側のそれは、位置の問題で7ミリほど

削って広げるしかない。

結構硬質で厚みのあるステンレス材なので、電動工具を使うしかないが、やってみたところで、燃料タンクとの位置関係をみると怖くて使えないことを目の当たりにできた。

・中華製ワン・バーナー

 この製品の「コールマンの純正品」に対する、最大のアドヴァンテージといってよい、120度ピッチのスリットは、3本脚の五徳に簡単にセットできた

Dsc03906s

 バーナーの下に、圧電式の着火装置のボタンがあるので、先にヒーターを設置しておいてから、簡単に火を付けることができる(ただし、燃料バルブを開きすぎていると、かえって着火しにくい。着火時は、燃料はかなり絞り込んだ方がよい)

 結構、ネット画像でよく見る赤熱状態に近づくが、

Dsc03911s

なかなか上の方まで赤熱はしてくれないし、燃料バルブをフルに開いても火力はそれほど上がらない。

 後になって外気温を測ってみたが10°C前後なので厳寒というわけではないので、CB缶が気化熱で冷えてガス圧が上がらなかったせいだろう。

 その意味では、屋外で「ヒータ」として使うのは、少なくともCB缶では無理。しかし逆に過熱はしないので、ガーデニング作業のときの、いわゆる「手炙り」にはかえって有用かもしれない。

・ピーク1

 当然、これが「本命」なのだが、最大のテーマだったのが、バーナーへの着火。

 ヒータ下部のスリットがはまり込む五徳の上端がバーナーよりかなり高い位置にあるものの、ヒータをセットした後でも、外側から着火できるかどうか「やってみなければわからない」状態だったのである。

 それが無理なら、着火後にヒータを設置するほかなく、それはそれで、素手では難しい難度が高い作業になってしまうからである。

 しかし「案ずるより産むが易し」とはく言ったもので…

・ヒータは予めセットしておく
・十分にポンピングしたうえ
・燃料用の「赤バルブ」を開く
・しばらく待つと、ヒータ内がガソリンの蒸気で満たされる
・そうなると、ヒータの下の部分からガソリンの蒸気が漏れだす
・その辺りに、マッチやライターの火を近づける
・一気に周辺のガソリンの蒸気に着火し、バーナーにも着火する

というのが、火傷のリスクを防ぐには、一番安全な方法らしいことがわかった

(ただし、
 この方法は屋外に限る。
 また、ガソリンバーナーを扱いなれていない人には奨めない。
 加えて、
 最後の着火の瞬間に周辺に火が回るが、そのとき絶対に逃げないこと)

と、ここまで実験したときに…

燃料用の「赤バルブ」回りからの燃料漏れが見つかったので、その先のテストは中止した。
さっそく、バルブ周りの「Oリング」を発注した

コールマンパーツショップ by North Field

ので、続きはそれが届いてから。

【追記】21/02/02

「Oリング」セット

<赤レバーから燃料漏れ困ってませんか?>シングルストーブの赤レバー用Oリング3個セット - コールマンパーツショップ by North Field (fc2.com)

その他のパーツが、幸いテレワーク中の今日、ネコポスで速攻で届いた。

 さっそく、赤レバーを取り外し、大小2種類のリングのうち、バーナー部下の刻印が「06 91」と1991年6月製らしいので、上のページの解説通り「小」の方をセットしたら(ほぼピッタリの幅の固定レンチが工具箱にあったので、作業自体はほぼ10分ほど)、燃料漏れが見事に止まった。

 今日は、用件が山積しているので、5分ほど燃焼させて「火加減」可能かどうかをチェックしただけで、本格的なテストは今週末。

【追記】21/02/21

 急に仕事が立て込んでしまったので、ようやく今日になってテスト再開。

 ピーク1を15分ほど燃焼させて、そのメンテ結果とヒータ・アタッチメントのテストができた。

 今日は、外気温が20°C以上あるので、あまり今後の参考にはならないが…

 ヒータ上部に手をかざしてみると、側面ほどではないがかなり高温のようなので、シェラカップの水道水を載せてみたら、5分30秒ほどで完全に沸騰した。インスタント・コーヒーを飲むには、一応実用的な時間の範囲に収まっている。

 熱がこのようにある程度上方にも抜けているせいか、ヒータ全体は赤熱はしない。その意味では、アダプタから発生する輻射熱は、先のシングル・ガスバ-ナー上のそれと大差はなさそうであるが、バーナー自体の発熱量の差が利いてくることになる。

 とはいえ、非常事態のときに、無理に、ピーク1+アダプタを屋内(と、いっても、玄関のコンクリートのタタキだが)を使うほどの意味はなさそうで、ガスの方が合理的で安全だろう。

 最後に、メンテした燃料漏れをチェックしたが、解消されているのが確認できた。

【余談】

ヒータ・アタッチメントのパッケージに書いてあったBRSのwebページ

Jiedeng outdoor products Co. Ltd. (futailong.com)

を覗いてみた。

面白かったのは、これ

傻瓜一体油炉_BRS_兄弟捷登 (futailong.com)

ピーク1のタンク部分の上に、スヴェアのバーナー部分を載っけたような、ガソリン・ストーブ。

 

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2020/10/18

ノース・フェイスの「レイン・パーカー」と、バブアの「レイン・キャップ」

■読売新聞の…

2020年10月12日の夕刊2面に、紙面のほぼ2/3を使って、懐かしい
「シェラデザインズ」の60/40素材のマウンテン・パーカー
が採り上げられていた。

今でも確か40年前の、この製品が製造を続けられていて、しかも、当初の製品である「タン・カラー」(おおまかにいって、やや濃いめの黄色かかった薄茶色)のものが復活した由。

■「懐かしい」といっても…

あの当時のポパイ(平凡出版。現・マガジンハウス)「別冊メンズカタログ」とか、メンズクラブ(【追記】婦人画報社だった)別冊で眺めていただけで、当時の最新素材を使っているだけに、若造には価格的に手が出ないった。

もっとも、マウンテン・パーカーというアウトドア用のジャケットは、当時、この世に初めて現れたわけでなく、丁度、ルアー・フィッシングに凝り始めたころで、いわゆる街着しか持っていなかったのだから、たしかに不可欠なタイプの衣類だった。

この、シェラデザインズのそれの特長は、細かい仕様の違いを除けば「素材」の新しさにあったのである(もっとも、本当にほどなく、通気性と撥水性を両立させた、今では「当たり前の素材」となったゴアテックスが開発された)。

■とはいえ…

パーカーと呼ばれるものは、当時では、いわば薄い方から厚いほうへ順に
1 レイン・パーカー
  要するに「雨着」
2 マウンテン・パーカー
  普通の「上着」
3 ダウン・パーカー
  当然「防寒具」

さらには、
4 ダウン・ジャケット
  ダウン・パーカーがあれば不要だが、後の説明のため挙げておく

といいったヴァリエーションがあった。

■しかし…

これを全部揃えるのはとても資金的に無理。第一、釣りに一度に全部持ってゆくわけでもない。

そんな中で、たまたま、御徒町のアウトドア用品屋さんだったと思うが、バーゲン品の、ノースフェイスの「1」を見つけた。

当時は、太っていたのだが、ビジネス・スーツの上から着ても、袖丈が少し余るものの、価格は確か定価の6割くらいと魅力的。

■そこで考えたのだが…

学生時代、写真に凝っていて(大学の写真部のノリがきらいだったので、ちょっとハズレたクラブにいた)、女性誌のananは創刊号から取って読んで(というより写真を見て)いたのだが、時折「リセンヌ」、つまりフランスの女子高生のファッションが紹介されていたことを思い出した。

彼女らは、限られた手持ちの服を、状況に応じてうまく取り合わせて着こなしている。という話で、そのいわば応用で
「このレインパーカーに、薄いダウンジャケットを取り合わせればマウンテン・パーカーは不要だろう」
と考えた。

■当時…

やはりノース・フェイスから「ダウン・ライトシャツ」*

*多分、年代的に考えると、これ
 http://monoblog.555nat.com/?eid=1163174
 のちょっと後のタイプで、表裏の生地が同じ紺系の色の、もう少し「薄手」で「張り」のある素材だったように記憶している。

*【追記】
まさに、これ
 http://monoblog.555nat.com/?eid=1163303
だった。

 「なつかしいったら、ありゃしない」。感謝、感謝。

というのが発売されていて、それと取り合わせることを思いついた。

そのダウン・ライトシャツがエライのは、上記写真のように、腰までカバーする丈のうえ、袖口が普通のダウンジャケットと違って、文字通り「シャツ」の袖口の形で、これを金属製のホックで止めるタイプだったので、全体に薄手のこともあって、街中で来てもあまり大げさに見えないというところに、メリットを感じていた。

■これが…

そのレインパーカー。

Dsc03496_s

Dsc03500_s 

当初は、ナイロン地の裏にポリエステルでコーティングされていて、買ったときはもう少し「シャン」としていたのだが、コーティングが風化して無くなってしまったので、今は、防水スプレーで防水性を確保している。

■一方…

ライト・シャツの方は、あるとき、知人の家で火鉢の上に落ちてしまって、広範囲に焼けてしまって、あえなく引退。

以来、ほぼ40年経つが、袖口があのタイプのものを見つけ出すことができなかった。

■「相棒」を失った…

レイン・パーカーは、出番がほとんど無くなってしまい、小雨の中の庭いじりとか、ご近所への買い物程度に「出動」するだけになってしまっている。

仕方なく、マウンテン・パーカーは調達しているが、ああ、あのライト・シャツがあれば…

■余談ながら…

写真のように、パーカーのフードはどこかに行ってしまっている。

まぁ、釣り(今は「ときどきフライ」)なので、暴風雨や吹雪の中を移動することはまずない(といっても、かつて、毎年3月1日の芦ノ湖の解禁日はいつも昼頃から「大荒れ」だったが)ので、当初からフードはまず使ったことがないし、なぜなら、先だってバブアのレインハットを調達していたため。

このハット、同じくバブアのコートと共に、当時のカタログ・ブックの常連だったし、ゴア・テックスの出てくる前だったので、他に選択肢もなかった。

■しかし…

原産国のイギリスと日本との気候の差は、いかんともしがたい。

雨のときの防水性には、当然問題はないのだが、困ったのはその後。

おそらく、低湿度のイギリスなら、雨が止んだ後しばらく被っていれば、元に戻るのだろうが(そうでなければ、ハイソサエティーの方々や、ミドルクラス-日本のエセ中産階級と違って、あえて働かなくても衣食住には不足のない人たちをいう-の人たちが愛用する道理がない)、高湿度の日本では、いつまでたっても水が蒸発せず生地がヌルヌルのままで、(身分に関係なく)実用にならない(仕方なく、スキー用のキャップを持ち出したりしていた)。

■と、いうわけで…

一回徹底的に乾燥させた後、ビニール袋に入れてクローゼット(押し入れだったか?)に放り込んであったのだが、あるとき取り出してみると、油分やワックス分が適当に蒸発してくれたらしい。

そこで、カビ落としを兼ねて、何度か徹底的に洗濯した後、防水スプレーをかけてみたところ、レインハットとして、まさに生き返ってくれた。

Dsc03505_s 

Dsc03506_s

キャップ型と違ってハット型なので、ブリム(ツバ)が全周にあるうえ、前後で幅が違うので、状況(雨の強さ、方向や作業の内容)によって、前後を入れ替えて使うと、非常に便利

Dsc03509_s

たためば、どのポケットにも放り込めるし

Dsc03510_s

確かに「名作」といってよい。

■しかし…

結局

・機能
  は上記のように抜群 なのに
・素材
  が高湿度の日本に適合していなかった

だけだったと思うほかない。

最初から、そこに思い至っていれば、今頃は、使い倒してめでたく退役だったかもしれないのに、気の毒なことをしてしまったことになる。

 

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2018/02/09

マルキル(/ユンガー)のパッキング〔決着篇?〕

■グランテトラの…

ボトルのパッキング(ガスケット)については一応の決着はみたものの、マルキル(/ユンガー)のそれについては、

http://baumdorf.cocolog-nifty.com/gardengarden/2018/01/post-32ed.html

のとおり、これまでの経過では、最終決着とは言い難い状況だった。

■そんな中で…

唐突に思い出したのは、今から10年以上も前のことだが、従弟がビールの自家醸造に凝っていて、中身の方をありがたく頂いた後は、再利用するというのでお返ししたので我が家には残っていないのだが、そのときビールの入っていたのが、ワイヤロック式で、確か濃い緑色の背の低い瓶だったのだ。*

*多分、この
 
http://blog.livedoor.jp/nakamurateien/archives/51703376.html
 瓶

■そこで…

amzon で、ビール瓶、ワイヤロック、パッキンといったキーワードで虱潰しに検索をかけた結果「炙り出て」来たのが、この

「新しいシリコンゴムGrolsch EZキャップスイングトップボトルワッシャーガスケット赤/白25個/ 100個 (赤25個)」

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%A0Grolsch-EZ%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E8%B5%A4-%E7%99%BD25%E5%80%8B-100%E5%80%8B-%E8%B5%A425%E5%80%8B/dp/B01IOYCUPG/ref=sr_1_1?s=home&ie=UTF8&qid=1518174295&sr=1-1&keywords=Grolsch+EZ%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

との商品。

■これまでの…

水道用のパッキンと違い、上面が陶器製の栓の形に追随しているように見えるので、これなら、ロック用のワイヤに無理なストレスをかけないと思われたので、「25個」も要る道理はないものの、送料込みで619円と安価なこともあって(販売単位を、たとえば10個にしても、純粋な意味での1枚あたりの原価はタダ同然、送料に大差はないだろうし、手間暇もほとんど変わらないはず)、ダメ元で発注してみた。

 1月31日に発注

 2月01日に発送連絡が来た

■全くノーチェックだった…

のだが、発送地が「中華人民共和国の北京」

 これは長期戦で待つしかないかと思っていたら、昨8日にあっさりと届いてしまった。

(昨日午前中の伝票番号によるトレースではまだ北京にあることになっていたし、なんと、今日トレースしても同様だった。)

Dsc06402s
はるか北京から届いた「送料込み¥619」の商品

■昨日中に…

ユンガーにセットして、水を入れて上下逆にマグカップに立てて置いたのだが、今日帰宅してからチェックしたら全く漏れていなかった。

■いつもどおりの…

計測結果は以下のとおり

Dsc06405s
外径約25ミリ、厚さ(/\型断面なので無意味だが)約6ミリ

Dsc06421s
内径は約10ミリ

断面が、陶器の栓の形に追従しているので…

Dsc06411s

Dsc06415st

とくに問題なくボトルの口を覆ってくれている。

Dsc06410s

■パッキング自体が…

それまでテストしていた水道用のゴムとちがって軟質なのでロックするときの抵抗感が頼りなかった(2枚重ねにできないかと思ったが、それなりに厚みがあるので、無理だった)のだが、柔らかい素材がうまく栓やボトルの口の形に追随してくれているらしい。

■水や…

酒については、当方の使い方の場合、最大でも48時間程度問題が生じなければよいので、これで「ほぼ決まり」と考えてよさそうである。

 が、このボトルのもともとの用途であるガソリンや灯油のコンテナとしては、もう少し時間をかけた慎重なテストが必要だろう。

【追記】

■今日

デジカメのバッテリーの充電用のパーツを自作中に…

工具箱の中に、出所不明の、こんなものを見つけた

Dsc06424s
直径31ミリ

Dsc06426s2
内径11ミリ

Dsc06428s
厚さ0.5ミリ

■出所は…

全く思い出せないが、PCとかオーディオ系の作業に使う、比較的小型の工具を入れている箱なので、それらとか、カメラ系のパーツを、捨てる前に分解したときに出てきた部材のようである。

■さっそく…

ユンガ―にセットしてみると

Dsc06429s

Dsc06430s

ロックするときに適度の抵抗感がある。

Dsc06432s


■この…

0.5ミリ分を、ロック用のワイヤで調整するのは、ここ数日間の試行錯誤の結果からみても非常に難しい。

 開けるときも、不用意にひっかけた程度ではロックが開きそうもない程度の抵抗感があるので、燃料用のボトルとしても、今度こそ、これで本当の「決まり」かもしれない。

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2018/01/23

マルキル(/ユンガー)のパッキング

[先に…]

ご報告した

マルキルとグランテトラのボトルのパッキング
http://baumdorf.cocolog-nifty.com/gardengarden/2017/12/post-7ce3.html

の続編。

■グランテトラの方は…

カクダイの水道用パッキング「#9192」で「決まり」と考えてよさそうなのだが…

ユンガー(/マルキル)の方は、一言でいえば「帯に短し襷に長し」で達成感がないので、さらにネット内を折に触れて探し回った結果…

T.B.S.F.管理人の本当のひとりごと(日記)

なるブログに

シンデレラフィット ~マルキル編~
http://tbsf.sakura.ne.jp/blog/tbsf/9742/

という記事を見つけた。

■要するに…

100均ショップで売られていた、ワイヤロック式のガラス瓶のパッキングが、マルキルのそれに適合したという話である。

 記事の日付は2017年7月で、大量生産品だろうから「まだ、100均マーケットに残っている可能性がある」(チェーンに無関係に、同じものがパッケージや商品名を変えて出てくることも多い)、というわけで、以来100均ショップを見つけるたびに、普段はあまりサーベィしないキッチン用品のコーナーを見るために入ることが多くなった。

■その甲斐あってか…

昨日の大雪の中、仕事でやむなく出かけた熊谷駅ビル内のキャン★ドゥでとうとうそれらしきものを見つけて、(重いし他の調達品もあったので)3個買ってきた。

Dsc06349s

Dsc06350s

Dsc06353s
■大雪の影響での…

湘南新宿ラインの遅延や井の頭線渋谷駅の改札止めで大幅に遅くなってしまった帰宅の後、まず、計測

Dsc06357       外径26ミリ、厚さ2.4ミリ
       そして

Dsc06359sjpg       内径約10ミリ

■さっそく…

ユンガーに取り付けてみると

Dsc06361sやや緩い。

 さりとて、2枚重ねにしてみると

Dsc06363s
締めるときに適度なストレスはあるが、パッキングの位置が安定しない。

■1枚で…

緩いのは、分厚いカクダイの#9175を使用していたために、ロック用のワイヤが変形した可能性もあり、今後、ワイヤを試行錯誤で調整する価値があるかもしれない。

■実は…

正月の間、手持ちのストック品を整理していたら、厚さ3ミリの未加工の黒ゴム板をすでに入手していたことが分かった。

 これに、直径7ミリほどの穴をきれいに開ける算段が見つかれば、すべてが解決しそうな気もするのだが。

【追記】2018/02/09

いわば「これで『決着』かもしれない篇」は、こちら

http://baumdorf.cocolog-nifty.com/gardengarden/2018/02/post-073e.html

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2017/12/09

マルキルとグランテトラのボトルのパッキング

■かれこれ…

40年近くも前になるが、友人に勧められてルアー・フィッシングを始めた。

 折しも、芦沢一洋氏をはじめとする方々が、それまでの、「登山」とか(一時は悪名高かった)「ワンダーフォーゲル」とはかなり違った「ノリ」の「アウトドア・ライフ」を紹介し始め、ブームになりつつあった時期だった*

* https://www.yamakei.co.jp/news/release/20130423.html

 どちらかというと、在来のスタイルがヨーロッパとりわけドイツ系のものだったのに較べ、その新しいスタイルはアメリカ系のもので

ピッケル→アイス・アックス
アイゼン→クランポン(クランプ・オン)
ザック/リュックサック/キスリング→パック
シュラフ→スリーピング・バッグ

と、そもそも言葉遣いからして新鮮だったし、さらには、
いわば「買い物袋に毛の生えた程度」のナップ・サック(ただし、ナップは英語じゃないかとも思うのだが)
→「機能性に長けた」ディ・パック
への変遷は、ある意味「感動的」でもあった。

■なによりも…

従来との発想の違いを感じたのは、原則が、集団行動から個人行動に変化したことのように思える。

 当時の登山部の合宿のように、誰かが大きなホエーブスをザックに入れ、誰かがポリタンクを背負い、誰かが大きなアルマイト鍋をザックの後ろにくくり付けて山に入るみたいな行動様式から、自分の食料と水とコンロ(ストーブ)と燃料を各人が持つスタイルが新鮮だったし、「群れるのが嫌い」な筆者にとっては「新しい時代」が来ているように思えた。

【参照】
【はじめての山クッカー2/2】種類と選び方 / 実際に使っているものと、最近のトレンドを紐解いて解説【コッフェル】
の5分30秒あたりから後

■装備が…

原則「個人持ち」となると、ストーブ(当時は無鉛の「白ガソリン」のバーナーが主流)もコンパクトな「オプティマス8R」や「スベア123」〔現存種である*などが主流となった

(アメリカ起源のスタイルとはいえ、アメリカのコールマン製のは最小モデル

Peak1       ピーク1 モデル442-700
       01p.pdf (coleman.co.jp)
       白ガソリンだけでなく、通常の無鉛ガソリンも使えるタイプ
       ご近所のフリマで、¥500。白ガソリンのストックが結構あったので、
         もっぱら、災害時用の備蓄品として購入した。


でも大きく重すぎ、アメリカの「バックパッカー」で「遊歩大全」**の著者のコリン・フレッチャーもスベアを使っていたと記憶している〔【追記】上巻p.229で確認〕)

* https://www.optimusstoves.com/en/ch/200-8016279-optimus-svea

** http://www.yamakei.co.jp/news/release/20121207.html

 実際、8R

8r
       右下のアルミの円筒状のものは、サードパーティー製燃料口のパーツとセットの加圧ポンプ
       これを使うと、火力が強化するうえ、点火用のペースト状のアルコール燃料が不要になる

を入手したことによって、それまでのような、アルコール・バーナー(父が青年時代に使ったものがどこかに仕舞ってあるが、実用したことはない)や固形燃料(なつかしい)よりも格段に強力で長時間使える熱源を持ち歩くことが可能になり、例えば大晦日近い厳寒の本栖湖岸での釣りの折などでは、短時間のうちに熱々のインスタントコーヒーや粉末スープで体を温めることができるようになったのであった。

 ストーブ同様に、水、燃料そして酒用のボトルも、ヨーロッパ製のコンパクトなものが輸入されるようになっていて、フランスのグラン・テトラ、ドイツのマルキル、スイスのシグなどのアルミ素材のものが主流になってきていた。

 スイスのシグは、ネジ式の口金で当時としては最新鋭、というか、今でもその流れを汲むスタイルのボトルが、時には100均ショップでも売られていることからわかるように、主流になりつつあったのだが、何分当時は高価で手が出なかったし、ネジ式のキャップには燃料用としては少々不安を感じた(蓋の上部に開けられた穴にナイフやスプーンの柄を通してテコにして締めこんだり緩めたりすることができるので、実際には問題がなかったようで、ユンガーのボトルも後にこのタイプになったらしい< http://chibitenko.exblog.jp/25194532/ >)

■結局…

古典的な(かつて、明治期では一升瓶や牛乳瓶の栓もそうだったので信頼性は高い)、針金を使った締め具で蓋をゴムのパッキングを介して口に締め付けるタイプのボトルの方が安心感があったので、まず、
・オプティマス8Rの燃料の白ガソリン用として、マルキルのOEMと思われるドイツの登山靴メーカーらしいJunger〔ユンガー〕ブランドのものを
その後
・水や酒用として、フランスのグラン・テトラのものを
調達した。

 燃料用にユンガーを選んだのは、口がグラン・テトラよりも小径なので、ジョウゴなしで8Rに給油できるためであり、後にグラン・テトラを選んだのは、燃料用と同じタイプでは取り違えて悲惨な目にあいかねないからである。

■しかし…

購入後30年以上経って起こった問題は、口金のパッキング(機能的には「ガスケット」という方が正しいのかもしれない)。

 どちらも天然ゴム系の素材らしく、3.11地震直後に、いわゆる「サバイバル・ギア」の一つとして点検してみると、時間の経過によって風化していて、ユンガーの方はスペア用も購入しておいたのだが、未使用のままコチコチになったり割れたりして使い物にならない状態になっていた。

 

Jungerpacking       ユンガーのパッキング
       左下が使用不能となっていたもの、上が弾力を失って使えなかったもの
       右下は、弾力は残っているものの割れが入ってしまったもの
       直径は25.4ミリ、厚さは3ミリ。内側の穴の直径は、完全未使用の右下のもので計ると6.5ミり

 

 ネット上で代わりのパーツを探してみると、いるはいるは、皆さん苦労して、水道用の合成ゴムのパッキングで試行錯誤されていることがわかった。

 しかし、なかなか「これがドンピシャ」という情報は見つからない。

 一番のネックは、パッキングの厚みで、オリジナルはどちらも3ミリ*なのに、通常の水道用は2ミリが一般的。中には、3ミリ厚の板状の素材から切り出して自作している方までいたが、密閉性のために重要なドーナツ状のパッキングの内側の円の精度を出す自信がない。

*一部の製品については、約3.5~4ミリとの情報もある
 http://hillsmts.exblog.jp/26269815/

■結局…

グランテトラの方には、たしかサントリーのプレミアムウィスキーの瓶の蓋に使われていた、白色の軟質シリコンのパッキングの内径がほぼぴったりだったので転用。

 

Dsc06260s       使用済なので参考値だが、外径33.4ミリ、厚さ2.9ミリ、内径17ミリ

 

 ユンガーの方は、水道用の中から外径小さめ、内径大きめながらテストの結果液漏れしないものを見つけて代用したが、

Dsc06261s

さすがに、これに燃料を入れて持ち歩くのは怖いので、水/酒用に用途変えしていた。

■去る10月になって…

知人もグランテトラのパッキングに苦労しているのを知ったことから、改めて探してみると…

「ドンピシャ」らしいものを探し当てた方
http://anyouba.exblog.jp/24974596/
を見つけた。

 しかも、下記のようにメーカー、型番まで明記されているので、ホームセンターに行って現物を「虱潰し」に探すまでもなく、通販で入手できるのが何よりありがたい情報だった。

・メーカー:カクダイ
・グランテトラ用:9192
・ユンガー(マルキル)用:9175

■運よく…

送料ゼロで取り寄せられる機会があって、今日届いた。

 

Dsc06262sc
・グランテトラ用:9192〔左〕 は、
   汎用のパッキング3種類が各2枚同梱されているうち

Dsc06269sc
   最大の、外径30ミリ、内径20.5ミリのもの〔右端〕を使う

また、

・ユンガー(マルキル)用:9175 〔右〕は、
   金属製のワッシャと同梱されている、「三角パッキン」と呼ぶらしい、
   断面が/\型のゴムパッキングを使う

ことがわかった。

■さっそく…

それぞれ、取り付けてみると、

・グランテトラ+カクダイ9192

こちらは、肝心の内径のサイズがピッタリ

 

Dsc06278sc

 

外径も口回りよりもゆとりがあり、何よりも、ワイヤーのレバーでロックするときの抵抗も、おそらく3ミリという厚さが利いて大きく、これまでの「サントリー・ウイスキー」流用版よりも信頼感がある。

 

Dsc06279scjpg

 

・ユンガー+カクダイ9175

こちらも、陶器製と思われる栓にきっちりと固定できる

 

Dsc06282sc
また、ロックするときの抵抗感も強いので、その限りではよいのだが…
やや厚みが大きすぎるようで、どうやっても、口の部分に傾いてしか納まらない。

Dsc06283sc

 

  このタイプのパッキングは、

 

Dsc06304sc

       別メーカーの「呼13」用パッキングの説明書から引用

 

水栓上部の止水用で、この品番9175の「呼20」〔実径約30ミリ〕の1サイズ下に、「呼13」〔実径約23ミリ〕のカクダイの品番でいえば0740があるし、これなら家の屋上や庭の水栓のメンテ用のストックがある。

Dsc06274sc

 

 ただし、上の写真右のとおり左の9175に較べ極端に小径なので、試しに入れ替えてみると、今度はボトルの口全体を覆うことができず、やや頼りない。

 

 Dsc06297sc

 

■いずれにせよ…

一応は性能が保証されている純正品でないことには変わりがなく、この先しばらくは、水とか酒とか、たとえ漏れても「命に別条のない」ものを使ってのテストが不可欠だろう。

【追記】

続編にあたる

マルキル(/ユンガー)のパッキング
http://baumdorf.cocolog-nifty.com/gardengarden/2018/01/post-32ed.html

を追加しました。

 

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2016/10/24

Fox Fire のフィッシング・ヴェスト

ネットオークションで…

 

「メッシュ × ベスト」で検索したら、Fox fireのメッシュのフィッシング・ヴェストが破格の値段で出ていた。

 

 秋ものとか、冬物のダウン入りのフィッシング・ヴェストは持ってはいるものの、ちょっとしたトラウマのせいで、真夏の釣りはできるだけ避けていたせいもあって、夏用のメッシュのヴェストは持っていなかった。

 

 しかし、ここ数年、夏というか初夏に、いわゆる「まち歩き」のガイド役をしていて、参加者の皆さんのうちかなりの方々がメッシュのヴェストを着ているのを見て「これはこれで便利そうだ」と、いろいろ物色はしてみたものの…

 

・ほとんどが、いわば「ゲートボール場」の皆さんが着ているような、何の面白味もないデザインのもので、さすがにそれはゴカンベン

 

・さりとて、フィッシング用のは、逆に、釣用としても私には 「ヤリスギ」で、まして「まち歩き」には不適当だし、しかも不当に高価

 

・では、プロ中のプロともいえる米海兵隊の放出品はというと、確かに機能的で魅力的なものの、普通のシャツ・パンツと合わせる着こなしが難しい、というかまず不可能

 

と、いった具合で、結局「これは」というのがなかなか見つからなかったのである。

 

Fox Fire といえば…

 

もう30年以上前になるが、当時のいわばあこがれのブランド。

 

 と、いっても、夏物のフィッシング・ヴェストは、あっても、せいぜい年に1度か2度使う程度なのに加え、腕が、日焼けでヒリヒリになったうえブヨに刺されて真っ赤になるのがいやなので(これもトラウマの一つで、盛夏に奥日光の湯川や湯ノ湖でひどい目にあった)、アメリカ旅行の折に、サンフランシスコのエディーバウアー* で買った長袖のフィッシング・シャツ(確か65ドルくらいだったと思う)を常用していた(今や「ヘタヘタ」だが手放せない)こともあって、高価(当然65ドルの日本円換算の値段では買えなかった)なこともあって手を出せなかった。

 

 と、いう経緯もあって…これがバカ安で入手できるなら、と落札してしまった。

 

* エディバウアーといっても、2度の倒産を経る前の、「アカ抜けないけど高品質」の、この

 

https://en.wikipedia.org/wiki/Eddie_Bauer#1971.E2.80.931987:_General_Mills_and_Ford_Eddie_Bauer_Branding

 

時代。

 

届いてみると…

 

おそらく30年ほど前の製品なので、使用感はあるものの、とくに痛みもなく

 

Dsc05621s

 しかも、かの「あこがれ」のブランドだった浜野安宏さんプロデュース時代の

 

http://www.teamhamano.com/blog/2014/02/12/

 

「スプールス」〔ベイトウヒ〕のゴールド色のタグ

 

Dsc05624s

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC

 

註:ただし、スプールスという樹木の材木は、建築用材としては、まったく高級品の範疇には入らない
  その点では、(同じように黄葉するらしいことを含めて)日本のカラマツに近いか。


加えて…

 

前のオーナーがいかにも実用していたことを示す「おにぎりの梅干しの種」なんかがポケットから転がり出てきたり、と(個人的には、とても面白がれたのものの、当然ながら一般化はできない話なので、出品者さんには、今後はしっかり検品するようご注意させていただいた)、とてもうれしいオークションだった。

【追記】

2021年4月20日の読売夕刊02面に…

コラムニストのいであつし氏執筆の「ポケットいっぱい旅にも便利」なる記事が載っていた。

基本的には、大淵毅という服飾デザイナーによるベストの紹介記事なのだが…

曰く
「なんでかオジサンというのはポケットがたくさん付いたチョッキの類が好きである。
…若いころはダサいと思っていたが、自分もオジサンになって、がぜん、気になりだした。」
で、
「なお、オジサンの名誉のためにも追記すると、今年はニューノーマルスタイルでポケットがたくさんある服がトレンドである。」
由。フムフム。

 

 

 

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