2016/10/24

Fox Fire のフィッシング・ヴェスト

ネットオークションで…

「メッシュ × ベスト」で検索したら、Fox fireのメッシュのフィッシング・ヴェストが破格の値段で出ていた。

 秋ものとか、冬物のダウン入りのフィッシング・ストは持ってはいるものの、ちょっとしたトラウマのせいで、真夏の釣りはできるだけ避けていたせいもあって、夏用のメッシュのヴェストは持っていなかった。

 しかし、ここ数年、夏というか初夏に、いわゆる「まち歩き」のガイド役をしていて、参加者の皆さんのうちかなりの方々がメッシュのヴェストを着ているのを見て「これはこれで便利そうだ」と、いろいろ物色はしてみたものの…

・ほとんどが、いわば「ゲートボール場」の皆さんが着ているような、何の面白味もないデザインのもので、さすがにそれはゴカンベン

・さりとて、フィッシング用のは、逆に、釣用としても私には 「ヤリスギ」で、まして「まち歩き」には不適当だし、しかも不当に高価

・では、プロ中のプロともいえる米海兵隊の放出品はというと、確かに機能的で魅力的なものの、普通のシャツ・パンツと合わせる着こなしが難しい、というかまず不可能

と、いった具合で、結局「これは」というのがなかなか見つからなかったのである。

Fox Fire といえば…

もう30年以上前になるが、当時のいわばあこがれのブランド。

 と、いっても、夏物のフィッシング・ヴェストは、あっても、せいぜい年に1度か2度使う程度なのに加え、腕が、日焼けでヒリヒリになったうえブヨに刺されて真っ赤になるのがいやなので(これもトラウマの一つで、盛夏に奥日光の湯川や湯ノ湖でひどい目にあった)、アメリカ旅行の折に、サンフランシスコのエディーバウアー* で買った長袖のフィッシング・シャツ(確か65ドルくらいだったと思う)を常用していた(今や「ヘタヘタ」だが手放せない)こともあって、高価(当然65ドルの日本円換算の値段では買えなかった)なこともあって手を出せなかった。

 と、いう経緯もあって…これがバカ安で入手できるなら、と落札してしまった。

* エディバウアーといっても、2度の倒産を経る前の、「アカ抜けないけど高品質」の、この

https://en.wikipedia.org/wiki/Eddie_Bauer#1971.E2.80.931987:_General_Mills_and_Ford_Eddie_Bauer_Branding

時代。

届いてみると…

おそらく30年ほど前の製品なので、使用感はあるものの、とくに痛みもなく

Dsc05621s

 しかも、かの「あこがれ」のブランドだった浜野安宏さんプロデュース時代の

http://www.teamhamano.com/blog/2014/02/12/

「スプールス」〔ベイトウヒ〕のゴールド色のタグ

Dsc05624s

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC

註:ただし、スプールスという樹木の材木は、建築用材としては、まったく高級品の範疇には入らない
  その点では、(黄葉するらしいことを含めて)日本のカラマツに近いか。


加えて…

前のオーナーがいかにも実用していたことを示す「おにぎりの梅干しの種」なんかがポケットから転がり出てきたり、と(個人的には、とても面白がれたのものの、当然ながら一般化はできない話なので、出品者さんには、今後はしっかり検品するようご注意させていただいた)、とてもうれしいオークションだった。

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2014/01/05

”ヤマベ”ロッドを作る(その3)

ブランクを探す

 先にあげた先達の方々のアーティクルから判断すると、この種のロッド用の素材として最適な、渓流用で、小継ぎの、振出万能竿があるらしいことがわかりました。
 どなたも、名前を伏せておられるのですが、いわば「その周辺」の方々のアーティクルを丹念に見てゆくと、推測ながら、どうやらそれは「岩清水」という、上州屋さんで取り扱っている(いた?)ブランドのもののようです。

 ただ、現時点では、入手困難のようなのですが*、無いものねだりしていても仕方ないので、昨2013年の暮れも押し詰まった12月25日、代官山での忘年会に向かう途中、渋谷の上州屋さんに行ってみました。

*こんな用途
 http://6608.teacup.com/maruiwa/bbs/9163
 にも重宝されていたので、枯渇してしまったのか?

 ルアー・フライ系ですら、すでに浦島太郎状態のところに持ってきて、餌釣り系は予備知識が全くのゼロですので、売り場で全く勘が働かず、右往左往した末、「岩清水」は果たしてなかったのですが、渓流用の万能竿で、「流清 万能II」の、2.7メートル、振出3本継ぎ
Ryuuseibannouii
というのを見つけました。

まず、全身真っ黒なので、見た目はフライ・ロッドには最適ですし、材質はファイバーグラスでよく曲がりそう。価格も880円と超バジェット・プライスなので、ともかくもこれを入手してきました。

 家に持ち帰って分解してみると、先端2本をフェルールで接続すれば6フィート位のロッドは作れそうで、本当はあと6インチは欲しいところですが、オイカワ用と違って、それほどの飛距離が要らないM川用にはかえって好都合ともいえそうです。

 加えて、先端のピースを見ると、元側のチューブの先に、ソリッドのブランクが接着してつないであり、先達の「先端はソリッド」という指摘にもぴったり。というわけで、この「流清II」をベースに、M川用”ヤマベ”ロッドを作ってみることにしました。

ほかのパーツはどうするか?

 実は、ロッドメイキングについては、もう一つ先行していた計画があります。

 今からもう7年も前のことになりますが、渋谷のサンスイさんで売っていた(いる?)、俗に「ゲイシャ・ロッド」と呼ばれている日本製のバンブー・ロッドを、友人が「面白いものがあった」と買って来てくれました。

 バンブー・ロッドといっても、布袋竹・4本張り合わせを6角に削ったもののようで、若いころ、京橋のつるやさんから「清水の舞台モノ」で買った(ワケアリのためディスカウント・プライスの)ハーディ・パラコナの6.6フィート#3・1/2(日本市場向けの特製らしい)を持っていることもあって、「ゲイシャさん」の方は、フェルールやリールシートが「いかにも」状態なことも加わり、長く物入れの中に眠っていたのですが、ひょんなきっかけから、これもまた、3ピースの先端2ピースを使ってルアート・ロッドに仕立て直すことを思い立ち、ぽつぽつと、パーツを集め始めていたところだったのです。

 と、いうことは、グリップは無理としても、ガイドはそちらから外したものが使えるわけで(トップガイドだけは、軽量化のため、別のストック品を使いますが)、フェルールも径が合えば移植すれば済むことになります(ゲイシャ・ロッド用には、蕨の佐々野さんリーズナブルな価格のものがあったので調達済みだったのです)。

 残るは、グリップ。ロッドのしなりを手に直接感じられるフル・コルクのワンピースものにしたいところで(リール固定用のリングについては、ジャンク・ボックスの中から適材を発掘しました)、リーズナブルな価格で調達できるとよいのですが。

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2013/12/30

"ヤマベ"ロッドを作る(その2)

2013年になって…

 その釣獲調査も、いつも魚に「見切られている」私のような内地人からみると、エサ釣りはいうまでもなくルアーでも「魚がいる『はず』のところに魚がいるので、釣れて当たり前」の状態だったのに加え、初期の不合理なルール設定の問題もあり「自分で自分の難易度を上げる」(スポーツ・フィッシングの「あるべき姿」ではありますが)ほかなく、フライでオスの(シロ)ザケをランディングして
Salmon2005_2

 それからは、いわば究極、「自分で巻いたフライで、オスの(シロ)ザケをランディングする」ということを、この川の「卒業論文」みたいに考えていたのです。 

 とはいえ、フライを巻く時間がとれないとか、クマがやたら河原に現れるとかいった年が重なったこともあり、ようやく、自分でタイイングしたフライを持って川に行けたのが、昨2012年に1時間ほど(しかし、着水後ほぼイメージどおりに沈んで行ってくれることを確認できたのが収穫)。

 と、いうわけで、2013年は、この「卒業論文」への本兆戦に加え、卒業後に備え、初めて、かの旅館裏のM川用に#4のフライ・タックルを持ち込みました。

結果は…

 忠類川からは、幸か不幸か、卒業しないで済みました。

 M川では、泊まった部屋のまん前の場所で、朝食前に、1匹。
Photo_3


 朝食後には、おチビちゃんながら、
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30年も前にタイイイングしたローヤルコーチマン・パラシュート(多分#14)に、果敢に食いついてくれました。 

東京に戻って

 これまで約20年、最初の年の(シロ)ザケの「ズン・ブルブルブル」という感触に感動して、以来、忠類川だけをターゲットに通い続けてはいたのですが、ちっちゃな「ヤメベ」君の「プルプルプル」という感触も、捨てがたいものであることを、思い出させてくれました。

 ただ、M川のヤマメ(オショロコマも)のサイズからすると、今回の#4(これでも、30年ほど前は、最もライトなタックルの範疇にあった)よりもっとライトなタックルが欲しいところで、ネットでで調べてみると、フライの対象魚として、オイカワがある程度定着していること、そして、そのために#1さらには#0クラスのロッドを自作されている方も

プラントFさんの、F.FF備忘録
・ダブルさんの、ドイヒー自作フライロッド
・Kingfisher さんの、自作フライロッドでオイカワを釣る
(順不同)

をはじめ、かなりおられることがわかりました。

 これらの先達の方々の、(関東の)ヤマベ用ロッドのノウハウを(北海道の)ヤマベ用ロッドに応用させていただかないテはありません。

 加えて、ガイド類については、ある種の手持ちがあることから、まずは素材のブランク探しから始まりました。

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2013/12/29

”ヤマベ”ロッドを作る(その1)

方言
 少なくとも、手許の淡水魚図鑑を見た限りでは、正式和名が「ヤマベ」という魚はいないようで…
 しかし、生まれ育った関東で「ヤマベ」と言えば「オイカワ」という魚で、「釣った」ことも「釣れちゃった」こともないが、オスの婚姻色は、クラシック・サーモンフライが生身になったようにきれいで、昔、芦ノ湖で釣りを忘れて見とれたこともしばしばでした。
 要するに、この坂東の地では、「ヤマベ」は「オイカワ」の方言名なのです。

しかし、北海道では
 
今から30年近く前、北海道の道東のとある町(いずれバレますが)のお邪魔した際、同行者に釣り好きが多かったせいもあるのでしょうが、ヤマベ釣りがどうとか、末は「ヤマベのカラアゲ」なんて話が出てきます。
 
こちらの頭は、混乱しますわなぁ。
 
何たって「釣りの楽園」に来たのですから(実際、この時、ブローニング332914というパックロッド、ミッチェル408と、芦ノ湖で使っていた中位のスプーンやラパラを持って行っていた)。
・(川で釣ると警察に捕まるけど)サケいるでしょ。
なんたって[釣りキチ三平」で読んだイトウいるでしょ。
・写真でしかみたことないけど、北の妖精みたいなオショロコマいるでしょ。
・素性よくわからないけど、アメマスってのいるでしょ。

なのに、わざわざ…
 
オイカワをカラアゲにして、おいしいのかなぁ?

しかし…
スナークはブージャムだった
のではなくて…
なんと、北海道では、「ヤマベ」=(あの、かわいい)「ヤマメ」だったのです。

 しかし、幸か不幸か、その町内でいつも定宿にしている旅館の裏の川(とりあえず、M川としておきます)では、イクラの餌釣りなら、比喩ではなくて、本当に「浴衣がけ、サンダル履き」で、問題のヤマベ君ばかりか、かつて釣り雑誌の写真でしかみたことのないオショロコマ君まで釣れてしまったために(しかも、流心の脇だの、伏石の下や下流みたいな「理論どおり」のところに、まず、必ずいる)、かえって興味を失い、加えて、ほどなく始った、近隣の忠類川での「サケマス釣獲調査に熱中したこともあり、以来、20年間、M川を含め、この町内の川は全くノーマークだったのです。


素人が初めて自然の川でサケが釣れることになったのですから、いわば「お祭り状態」。
当初数年は、河原には、折れたライトクラス・ロッドの死屍累々でした。
最初の年の当初の挑戦でスカだった家内は、悔しくて夢にまでうなされ、1月半ほど後に単身北海道にわたって再挑戦し、現地の知人の皆様のサポートもあって、ようやく、リターン・マッチに成功したほどです。

「大きな魚」の魅力はいわくいいがたく、30年以上も前になりますが、当時有名だったモンスター・ブラウンに逢いたくて、年末の29日と30日の連日(同行メンバーが違うので)、本栖湖にそれぞれ車で日帰りしたこともありました(バカです)。

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