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2021/01/30

分離型シングル・ガス・バーナー

■最近の…

寒波で、電力がひっ迫し、停電の可能性まで取りざたされるようになってきた。

停電してしまうと、まず、エアコンが動かないうえ、ガス・ファンヒータまで止まってしまうことになる。

■あわてて…

オプティマスの8R(以下「8R 」)とコールマンのピーク1(以下「ピーク1」)の、2台のガソリン・ストーブを満タンにし、ガソリン携行用のマルキルのOEMらしいユンガーのボトルにも給油しておいた。

  マルキルとグランテトラのボトルのパッキング など、ご参照

 とくに8Rは扱い慣れていることもあって緊急に暖をとるにはよいのだが、さすがに、これを室内で長時間使うのには、いくら非常時といっても、後々の家中のガソリン臭を考えると抵抗がある。

■カセットコンロは…

持ってはいるが、どうやら製造年が1993年らしい年季モノで、いつ故障してもおかしくない。

 と、いうわけで、分離型のシングル・ガス・バーナーを調達することにした。

 ガス・バーナーにしたのは、

  • 最近は公共交通機関への燃料の持ち込みの制約が大きくなり、その中で一番制約が「緩い」のがガス缶であること

JR東日本:旅客営業規則>別表第4号 危険品
https://response.jp/article/2016/03/31/272584.html

  • 燃料系を、これまでのCB缶+白ガソリンの2系統に加えて増やしたくないこと

いただきもので真鍮製の高級感のあるヨット用のほかに、ランプは安物ばかりだが3台ほどあるが、灯油のストックは、3.11の後、時間停電への対応のために、秋葉のニッピンで調達した残りが200ミリリットル程度しか残ってない。
アルコールは「時節柄」のエタノールはあるがメタノールはない。
固形燃料は全くない。

にある

 また、分離型にしたのは

ためである(通常は、玄関の土間で、ピーク1を使ことになるだろうが)。

■結局…

・ローコスト

あくまで予備機なので

・軽量かつコンパクト

フィールドに持ち出すこともないとは言えず、先に書いたように、公共交通機関での移動となるとガスしか選択肢がない
しかし、アングラーの当方にとって、調理や湯沸しは、キャンパーさんたちのような「目的」ではなくて、あくまで「手段」であり、バーベキューをしたり、まして、ダッチオーヴンを使ことなどあり得ない

という観点から、全体的に金属板の厚そうな製品を、安価な「中華モノ」の中から選んだ。

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食卓では、いわゆる「土瓶敷」代わりに使っている、約30センチ角の陶板を2枚重ねて、その上で燃焼させることになる
脚の転回部分の耐久性に不安がないではないが、もともと使用頻度は低いし、リベット止めなので、緩み過ぎたらドリルで揉んではずして、ビス・ナットに換装することもできそうなので、この面では長く使えそう。
バーナーの周囲に風防がついている同系製品もあるが、その場合は上記の対応が難しいのでシンプルなこのタイプで正解だった。
CB缶に付いている「角〔ツノ〕」については後述

サイズ的には、手前の8R +ガソリン缶よりはるかに軽量かつコンパクトなので、大満足。

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ガソリン缶は、水/酒用のグランテトラを仮置き(物置に取りに行くのが面倒なので)
ユンガーと同じ750ミリリットルなので、プロポーションは異なるが体積的には大差ない
グランテトラの蓋は可燃性だが、ユンガーのは不燃性の陶器なのでより安心
 マルキルとグランテトラのボトルのパッキング: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com)  参照

【追記】

久しぶりに書棚から引っ張り出した、コリン・フレッチャー・著/芦沢一洋・訳「遊歩大全・上巻」(森林書房/1978・刊)のp.259によると、
オプティマス8R は、燃料タンク容量 165ml で、その燃焼時間は60分。
したがって、満タン+750mlならば、その総燃焼時間は 約333分≒5.5時間

 従前同様に、この一式を、メスキット

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最初は、下の写真のミズノの12φ+13φあるいはホープの12φ+13φ+14φのコッフェルを使っていたが、
最終的には、メスキットだけに収斂した

なお、本当に初期は、アルミのフライパンを持ち出したが、海魚にもその傾向はあるが、とくに川魚はト
レトレでは水っぽくて全くおいしくない。地元の人たちが囲炉裏や火鉢であぶってから食べるのはそのせ
いで、早々に装備からはずれた。

大半が、「ジフィーズ」ブランドのフリーズドライの「かやくご飯」か、さもなければ、粉末スープ
(当時は、リプトン・ブランドのものが断トツにおいしかった)に、フランスパンちぎって
を投入した
「パン粥」だった
(せいぜい+してサラミソーセージ*を丸かじり)ので、シェラカップがあればポット
は1個ですむので これだけで必要にして十分すぎる位だった。
 なお、リッドの上は「先割れ」部分を自加工で作ったスプーン**

*余談ながら、大藪春彦の小説で、主人公が丸かじりする「1ポンドのボローニャ・ソーセージ」に憧れていたが、どこで買えるのか見当がつかなかった。
**先割れスプーンの、ごく最近調達した、個人的には「決定版」を末尾にご紹介する。

と一緒にディパックの下の気室に収めることができる。
それには、最近流行らしい「ずん胴」型のクッカーより、
底が丸っこいメスキットとか
「今や骨董品」の略・台形断面のコッフェル
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の方が、どこにでも「滑り込ませる」ことができるので向いている。

 このタイプ、今でも、

   ・EPI(アルミ3点食器セット C-5201)
   ・ユニフレーム(Aluminium Dish 3)
   さらに調べてみると
 ・
協栄金属工業(ダイヤ印 手付食器5点セット) https://www.youtube.com/watch?v=R8tdH-wIyz4
   から発売されているようである。
 ただし、このうち、ユニフレームのものは、手持ちのもののような、
 リッドの内側の突起と、ポットの縁の凹みの組み合わせで、両者を軽くロックする機構
はないようである
  クッカーマニア ミニクッカー編 ソロクッカー 3分35秒あたり以降
 が。

■最初の課題は…

CB缶の方向で、その構造上、液化ガスを気化させて送り出すためには、立てて使うか、口金の欠きこみ部分が上を向くように使う必要がある。

  CB缶の構造 | 焚き火ライフ (takibi-life.com)

 製品によっては

、OD缶-CB缶のアダプタに、小さなステーを付けて、位置決めしようとしているものもあるが、この製品のアダプタにはそれがない。

 ただ、他製品のステーも、さほど底辺の幅が広くない三角形なので、それ自体にどれほどの効果があるのか、疑問がないではなかった。

 しかし、実際には、CB缶の位置は、燃料パイプとコネクタによって、ほぼ固定されることになるので、あとは、「転がらないようにすれば」済みそうなことがわかった。

 それならば、あの程度のステーでも済むだろうし、ステーがなくても、転ばない仕組みを考えればよいことになる。

■ネット上では…

 鋼鉄とかステンレス製のU字型ボルトを使って、ガチガチに固めようとしている方もいるが、下手をすると、その固定具の方がCB缶より重くなりかねず、本末転倒。

 そこで、100均で売っている12ミリφのマグネットに、5ミリφの皿ボルトを接着した「ツノ」を2つ作り、缶にハの字型に設置する方法 を考えた。

Dsc03893s_20210130100201
標準的な方法。地表面が傾斜していて一方向に転がりそうなら、そちらに2つとも付ければよい
実際にフィールドで実験してみて固定度が不足するようなら、簡単に作れるので、追加製作すれば足りる

 「ツノ」のクローズアップ

Dsc03895s_20210130100201
2つの磁石の極性を、NS-NSとなるように逆転させておくと、くっついた状態で保管でき、なくなりにくい
今回は「早急」に結果を見たいので、紫外線硬化樹脂を使ったが、さして高温になる場所ではないので
瞬間接着剤でも2液性接着剤でも、何を使ってもよい

■ついでに…

届いたばかりのヒータ・アタッチメントを載せてみた。

Dsc03898s

 「本家」コールマンの「170-7065 」の五徳に固定するために裾に切られているスリットが、ピーク1などの4本の五徳に対応するための90度ピッチのものだけ(+ラジエター〔燃料気化装置〕用2か所)なのに対し、このBRS-24では、それに加えて3本の五徳にも対応できるように120度ピッチのスリットが切られているので、これが可能なのである。

 https://otnlife.com/wp-content/uploads/2018/11/IMG_7863.jpg

をみると、ヒーターから40センチ離れれば、40°C強くらいの温度におさまりそうなので、かなり安心感がある。

■もう一つの課題は…

 いくらかの実験を重ねてゆくことになった。

 ネット上ではママ指摘されてる、アダプタ部分でのガス漏れである。

 屋外、玄関先でのテストでは気が付かなかったのだが、屋内でのテストで、

 CB-ODアダプタとCB缶との接合部で、ガスが漏れている音がして、ガス臭もある。

 さっそく、販売者さんに連絡をとったが、多少他のサイトより価格は高かったものの日本国内しかも都内の業者さんを選んだがのが幸いして、速攻で新しいアダプタを送っていただいた。

 その間、こちらでも、ネット上の情報を調べたが、どうも、この種の現象には、アダプタ側の個体差とCB缶側の個体差とが、ともに影響をおよぼしているらしいことが判明。

 新旧のアダプタと、わが家にあったCB缶3種類との順列組み合わせで実験してみると、

 まぎれもない業界標準品といってよいイワタニの純正品では、新旧とも全くガス漏れの兆候はない。

 C社製では、新アダプタではガス漏れの兆候はないが、旧アダプタでは、耳を近づけてもガスの音は聞こえないものの時間が経つと薄っすらとガス臭がし始める。

 問題はT社製品(ただし、缶のデザインからみると大分前の製品らしい)で、新アダプタでもガス漏れが生じるし、旧アダプタでは「ブクブクといった感じ」の盛大なガス漏れ音がする。

 ただ、不思議だったのは、このT社製のCB缶は、これまで数年間、イワタニのガストーチにつけて、台所で、カツオの土佐造りとか焼き豆腐造りに使っていたのだが、ノントラブルだったことである(だからこそ、今回も、一番間違いなさそうなCB缶の一つとしてテストに使ったのだが、観察してみたところ、アダプタとガスト―チとでは、接合部の内部に使われている、Oリングの場所が違っていた。

  Dsc03915s
イワタニのトーチのコネクタ
Oリングは外側の凹みの内側にある

Dsc03917s
アダプタの接合部
Oリングは、内側の凹みの内側にある

どうやら、これがいわゆる相性を分けたらしいことがわかった)。

 結局、安全重視の使いこなし方法として

・どうしても屋内で使う必要のある場合は、原則イワタニ缶を使う。

・屋外での使用の場合は、事前に屋内で音と匂いでガス漏れをチェックして、相性を確認してから持ち出す。

ということになりそうである。

【追記】21/02/02

オリジナルの「赤函」

これはこれで、アダプタに加えツノを含めてすべて収納できる。

Dsc03923s

ただ、ガス管にかかるストレスに不安なしとは言えないし、常時この赤函に収納しておく必要もないので…

100均で、心持ち、大きめでハードなケースを調達した。

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あえて名付ければ「黒函」

普段は、ややゆったりと、ガス管にストレスの少ない、この黒函に収納して保管し、フィールドに持ち出すときだけは赤函を使うことにした。

 

【余談】

もう30年以上前になるが、資材のコンパクト化のために、どうしても、当時は学校給食に使われていて評判悪かったが、先割れスプーンが欲しくなった。
一番手っ取り早いのは、学校給食用のそれを入手することなのだが、今と違ってネットもなく、どこをどう探してよいのかわからないので、仕方なく自作することにした。
本文に書いたように、フィールドでの食事は、スプーン、それに、釣りなので当然もってゆくことになるガーバー・サカイのナイフがあれば、フォークはどうしても必要なカトラリーではないが、スプーンでは拾いにくく、さりとて、ナイフを持ち出して刺すほどではない食材を、ちょっと引っかけて食べるのに、「あれば便利」なことは疑いないので、下北沢でスプーンを調達し、柄をカバーしているプラスティックを引きはがし、スプーンの先に糸鋸とヤスリで浅い切り込みを作った。

その後も、時折、売り場を観察していたのだが、なかなか、自作品に代わるものがない(また、チタン製の「スポーク」

【レビュー】チタンで決まり!ライトマイファイヤー チタンスポーク [MASATY CAMP] (fc2.com)

も近隣のフリマで入手したが、カトラリーとしては、まずは、スプーン、あるいはフォークとしてそれらと遜色なく使えるのが基本性能であるべきで、これでは非常用の防災用品としてしか使いようがなく、フリマで放出した方の発想がよくわかった)。

その後、小田急線の向ヶ丘遊園駅前で、シエラカップの蓋になるといわれていたケーキ型

プチ・クラフトとプチ・リペア: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com)
中「2-4」参照

を見つけた後、店内を「なにかDIYパーツに使えるものはないか」と、ガーデニング用品やキッチン用品の中を歩き回っていたところ、「サラダトング」

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なる、ステンレス製で、トングの両端ともスプーンの形状ながら、片側が「先割れスプーン」状になっているものを見つけた。

 

買ってかえって、早速、金鋸でスポーク状の部分をカットし、切り口をヤスリで整形してみると…

・先割れスプーン

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カップヌードルは、先端にヌードルを引っかけて問題なく食べることができた
何よりも、わるく言えばペナペナだが、軽量なのが最大のメリット

・流し台の上のワイヤにぶら下げておける味見用のスプーン

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が出来上がった(これも、各55円の幸せ)。

 

 

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