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2021/01/30

分離型シングル・ガス・バーナー

■最近の…

寒波で、電力がひっ迫し、停電の可能性まで取りざたされるようになってきた。

停電してしまうと、まず、エアコンが動かないうえ、ガス・ファンヒータまで止まってしまうことになる。

■あわてて…

オプティマスの8R(以下「8R 」)とコールマンのピーク1(以下「ピーク1」)の、2台のガソリン・ストーブを満タンにし、ガソリン携行用のマルキルのOEMらしいユンガーのボトルにも給油しておいた。

  マルキルとグランテトラのボトルのパッキング など、ご参照

 とくに8Rは扱い慣れていることもあって緊急に暖をとるにはよいのだが、さすがに、これを室内で長時間使うのには、いくら非常時といっても、後々の家中のガソリン臭を考えると抵抗がある。

■カセットコンロは…

持ってはいるが、どうやら製造年が1993年らしい年季モノで、いつ故障してもおかしくない。

 と、いうわけで、分離型のシングル・ガス・バーナーを調達することにした。

 ガス・バーナーにしたのは、

  • 最近は公共交通機関への燃料の持ち込みの制約が大きくなり、その中で一番制約が「緩い」のがガス缶であること

JR東日本:旅客営業規則>別表第4号 危険品
https://response.jp/article/2016/03/31/272584.html

  • 燃料系を、これまでのCB缶+白ガソリンの2系統に加えて増やしたくないこと

いただきもので真鍮製の高級感のあるヨット用のほかに、ランプは安物ばかりだが3台ほどあるが、灯油のストックは、3.11の後、時間停電への対応のために、秋葉のニッピンで調達した残りが200ミリリットル程度しか残ってない。
アルコールは「時節柄」のエタノールはあるがメタノールはない。
固形燃料は全くない。

にある

 また、分離型にしたのは

ためである(通常は、玄関の土間で、ピーク1を使ことになるだろうが)。

■結局…

・ローコスト

あくまで予備機なので

・軽量かつコンパクト

フィールドに持ち出すこともないとは言えず、先に書いたように、公共交通機関での移動となるとガスしか選択肢がない
しかし、アングラーの当方にとって、調理や湯沸しは、キャンパーさんたちのような「目的」ではなくて、あくまで「手段」であり、バーベキューをしたり、まして、ダッチオーヴンを使ことなどあり得ない

という観点から、全体的に金属板の厚そうな製品を、安価な「中華モノ」の中から選んだ。

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食卓では、いわゆる「土瓶敷」代わりに使っている、約30センチ角の陶板を2枚重ねて、その上で燃焼させることになる
脚の転回部分の耐久性に不安がないではないが、もともと使用頻度は低いし、リベット止めなので、緩み過ぎたらドリルで揉んではずして、ビス・ナットに換装することもできそうなので、この面では長く使えそう。
バーナーの周囲に風防がついている同系製品もあるが、その場合は上記の対応が難しいのでシンプルなこのタイプで正解だった。
CB缶に付いている「角〔ツノ〕」については後述

サイズ的には、手前の8R +ガソリン缶よりはるかに軽量かつコンパクトなので、大満足。

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ガソリン缶は、水/酒用のグランテトラを仮置き(物置に取りに行くのが面倒なので)
ユンガーと同じ750ミリリットルなので、プロポーションは異なるが体積的には大差ない
グランテトラの蓋は可燃性だが、ユンガーのは不燃性の陶器なのでより安心
 マルキルとグランテトラのボトルのパッキング: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com)  参照

【追記】

久しぶりに書棚から引っ張り出した、コリン・フレッチャー・著/芦沢一洋・訳「遊歩大全・上巻」(森林書房/1978・刊)のp.259によると、
オプティマス8R は、燃料タンク容量 165ml で、その燃焼時間は60分。
したがって、満タン+750mlならば、その総燃焼時間は 約333分≒5.5時間

■最初の課題は…

CB缶の方向で、その構造上、液化ガスを気化させて送り出すためには、立てて使うか、口金の欠きこみ部分が上を向くように使う必要がある。

  CB缶の構造 | 焚き火ライフ (takibi-life.com)

 製品によっては

、OD缶-CB缶のアダプタに、小さなステーを付けて、位置決めしようとしているものもあるが、この製品のアダプタにはそれがない。

 ただ、他製品のステーも、さほど底辺の幅が広くない三角形なので、それ自体にどれほどの効果があるのか、疑問がないではなかった。

 しかし、実際には、CB缶の位置は、燃料パイプとコネクタによって、ほぼ固定されることになるので、あとは、「転がらないようにすれば」済みそうなことがわかった。

 それならば、あの程度のステーでも済むだろうし、ステーがなくても、転ばない仕組みを考えればよいことになる。

■ネット上では…

 鋼鉄とかステンレス製のU字型ボルトを使って、ガチガチに固めようとしている方もいるが、下手をすると、その固定具の方がCB缶より重くなりかねず、本末転倒。

 そこで、100均で売っている12ミリφのマグネットに、5ミリφの皿ボルトを接着した「ツノ」を2つ作り、缶にハの字型に設置する方法 を考えた。

Dsc03893s_20210130100201
標準的な方法。地表面が傾斜していて一方向に転がりそうなら、そちらに2つとも付ければよい
実際にフィールドで実験してみて固定度が不足するようなら、簡単に作れるので、追加製作すれば足りる

 「ツノ」のクローズアップ

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2つの磁石の極性を、NS-NSとなるように逆転させておくと、くっついた状態で保管でき、なくなりにくい
今回は「早急」に結果を見たいので、紫外線硬化樹脂を使ったが、さして高温になる場所ではないので
瞬間接着剤でも2液性接着剤でも、何を使ってもよい

■ついでに…

届いたばかりのヒータ・アタッチメントを載せてみた。

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 「本家」コールマンの「170-7065 」の五徳に固定するために裾に切られているスリットが、ピーク1などの4本の五徳に対応するための90度ピッチのものだけ(+ラジエター〔燃料気化装置〕用2か所)なのに対し、このBRS-24では、それに加えて3本の五徳にも対応できるように120度ピッチのスリットが切られているので、これが可能なのである。

 https://otnlife.com/wp-content/uploads/2018/11/IMG_7863.jpg

をみると、ヒーターから40センチ離れれば、40°C強くらいの温度におさまりそうなので、かなり安心感がある。

■もう一つの課題は…

 いくらかの実験を重ねてゆくことになった。

 ネット上ではママ指摘されてる、アダプタ部分でのガス漏れである。

 屋外、玄関先でのテストでは気が付かなかったのだが、屋内でのテストで、

 CB-ODアダプタとCB缶との接合部で、ガスが漏れている音がして、ガス臭もある。

 さっそく、販売者さんに連絡をとったが、多少他のサイトより価格は高かったものの日本国内しかも都内の業者さんを選んだがのが幸いして、速攻で新しいアダプタを送っていただいた。

 その間、こちらでも、ネット上の情報を調べたが、どうも、この種の現象には、アダプタ側の個体差とCB缶側の個体差とが、ともに影響をおよぼしているらしいことが判明。

 新旧のアダプタと、わが家にあったCB缶3種類との順列組み合わせで実験してみると、

 まぎれもない業界標準品といってよいイワタニの純正品では、新旧とも全くガス漏れの兆候はない。

 C社製では、新アダプタではガス漏れの兆候はないが、旧アダプタでは、耳を近づけてもガスの音は聞こえないものの時間が経つと薄っすらとガス臭がし始める。

 問題はT社製品(ただし、缶のデザインからみると大分前の製品らしい)で、新アダプタでもガス漏れが生じるし、旧アダプタでは「ブクブクといった感じ」の盛大なガス漏れ音がする。

 ただ、不思議だったのは、このT社製のCB缶は、これまで数年間、イワタニのガストーチにつけて、台所で、カツオの土佐造りとか焼き豆腐造りに使っていたのだが、ノントラブルだったことである(だからこそ、今回も、一番間違いなさそうなCB缶の一つとしてテストに使ったのだが、観察してみたところ、アダプタとガスト―チとでは、接合部の内部に使われている、Oリングの場所が違っていた。

  Dsc03915s
イワタニのトーチのコネクタ
Oリングは外側の凹みの内側にある

Dsc03917s
アダプタの接合部
Oリングは、内側の凹みの内側にある

どうやら、これがいわゆる相性を分けたらしいことがわかった)。

 結局、安全重視の使いこなし方法として

・どうしても屋内で使う必要のある場合は、原則イワタニ缶を使う。

・屋外での使用の場合は、事前に屋内で音と匂いでガス漏れをチェックして、相性を確認してから持ち出す。

ということになりそうである。

【追記】21/02/02

オリジナルの「赤函」

これはこれで、アダプタに加えツノを含めてすべて収納できる。

Dsc03923s

ただ、ガス管にかかるストレスに不安なしとは言えないし、常時この赤函に収納しておく必要もないので…

100均で、心持ち、大きめでハードなケースを調達した。

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あえて名付ければ「黒函」

普段は、ややゆったりと、ガス管にストレスの少ない、この黒函に収納して保管し、フィールドに持ち出すときだけは赤函を使うことにした。

 

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2021/01/17

キャンドル・ランタンのLED化

■庭の…

潅水装置のメンテにあたって、久しぶりにガソリン・ストーブを持ち出した

庭の潅水装置のメンテナンス その6:幹線の延長線の敷設

のを機に、3.11直後にやって以来の災害時用備品の総点検をしてみた。

 その折、災害時用というより、もともとはアウトドア用の備品を保管していたコンテナの底から、ほとんど存在を忘れかけていたキャンドル・ランタンを見つけた。

■思い出してみると…

今から40年ほど前には、この種のほとんどのカタログ雑誌に取り上げられていた、定番アイテムの一つだったといえなくもない。

 このランタン、現在、アメリカのUCOブランドのタイプ
 https://www.e-mot.co.jp/naturalspirit/uco_candlelantern.asp
の、いわばハシリと思われるもので…

 平素の見た目は、アルミの2重構造の筒だが

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"MADE IN USA"の刻印はあるが、メーカー/ブランド名は見当たらない

【補註】
コリン・フエッチャー〔芦沢一洋・訳〕「遊歩大全」森林書房/1978・刊pp.488-489
芦沢一洋「バックパキング入門」山と渓谷社/S51・刊pp.230-231
によると、
このタイプのランタンはフランス製がオリジナル
https://mowsuke.naturum.ne.jp/e1272946.html
(もう1系統の、折り畳みのバンガロー型のものは東京トップ製
https://ec.treasure-f.com/item/5506000118783112

の由。
フランス製と日本製が市場を席巻する中「アメリカ製」を強調したかったのだろう。

 吊手をはずし、

 内側の筒を180度回転させると、

 強化ガラスでガードされた窓の中にキャンドルが現れる

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 キャンドルは、この2重の筒のさらに内側にある筒(以下「ホルダ」という)に収納され

 点灯されたキャンドルは、燃焼して上部が減るにつれて、ホルダ内部のスプリングで下から押し上げられ

 最上部の炎が常に同じ位置に保持される

Dsc03873s
右端が、今回作ったキャンドル代替のLEDパーツ

と、たしかに、これは、よく考えられた製品といえる。

■もっとも…

それは「アイデアどおりに動作すれば」の話で、問題は、最後の、キャンドルを押し上げる仕掛けにあった。

 困ったことに、

  • 点灯したキャンドルから発生する熱がホルダに伝わり
  • その内部のキャンドルを加熱する
  • 加熱されたキャンドルのパラフィンが軟化し
  • 軟化したパラフィンの中に、本来ならキャンドルの底部から押し上げるはずのスプリングが、その最上部のアルミ製のシャーレのような支持具共々キャンドル内部に入り込んで
  • 最後には、スプリング、支持具とも、キャンドルの中に「吸い込まれて」埋まってしまう

のである。

■これを防ぐには…

融点の高い、つまり、「加熱されても柔らかくなりにくい」キャンドルを探すしかない。

 とはいえ、融点が明記されたキャンドルというのは見たことがなく、結局

  • 直径20mmほどのキャンドルを見つけて
  • とりあえず購入し
  • テストする

ことを繰り返して見つけ出すしかなさそうなのである。

■しかし…

もともとの、このランタンを購入した目的からみれば、そこまでする気にはならなかった。

 それは、このランタンを「実用」する用途といえば、突き詰めて考えてみると

・日没後の釣り場からの撤収

位しかなく、しかも、近場を照らすには

・フレックスライト

Dsc03878s 

これもLED化してある。だだし、今では内部で断線気味のようで、メーカーは一昨年廃業
http://blog1.surface-fly.com/?eid=1050230
とのことなので、自力で修理方法を思案中した。

  【参照】修理記録は、こちら
     プチ・クラフトとプチ・リペア: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com)

あることから、やや広い範囲での、せいぜい「落とし物」「忘れ物」チェック程度のためなので、長時間の点灯も不要。

 それならば、小型の普通の「懐中電灯」(後にはマグライトが登場)でも何とかなるからである。

と、いうわけで、家中を燃焼テストの残骸のキャンドルだらけにすることもなく、ほぼそのままお蔵入りとなった。

■加えて…

だんだんと、「釣り最優先」となってくると、フィッシング・タックル〔釣具〕、とくに、当時は、ルアー釣りだったので「あのルアーも」、「このルアーも」となって、自ずから重さも体積も増加の一途をたどる。

 それ以外のいわば「手段」に過ぎない装備については、雨具や防寒具といった「命にかかわるかもしれない」ものは(遭難して死んでしまった後で「バカ」と言われたくもない、という程度には「名を惜しみたい」ということもあり)別枠として、それ以外は、1グラムでも軽く、1立方センチでも小さく、となって当然。

 おそらく、実験の末に適切なキャンドルが見つかったとしても、いずれは、(後のメンテナンスの時間と手間暇も考えれば)早晩「不要不急装備」の最上位として標準装備から除外される運命だったのである。

■まして…

今となっては、

・一方で、ここ20年ほどは、日没後の釣り場からの撤収ということもなくなり

ほとんど道東の忠類川でのシロザケ釣りしかしなくなってしまい
(比較的早い時期の遡上するカラフトマス釣りに飽き、次いでルアーによるシロザケ釣りにも飽き、

Firstsalmons2
My 1st. salmon @ 1985/09/23 65cm 2.88Kg
by Browning 332910 + ABU 5600C 

最後はフライによるシロザケ釣りに集中)

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by ST.Croix Pro Graphite Fly Rod PF9089+ABU Diplomat278+Cortland 333 WF8s
このロッドのブランド名「ST.Croix」は、1902年のシアーズ・ローバックの通販カタログにも掲載されている
https://baumdorf.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/searsroebuck1902_p345_s.jpg
「伝統ブランド名」であることがわかった。
(なお、20世紀初頭のSearsRoebuck通販カタログ中の Fishing Tackles: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com)


夕方以降は、とくにヒグマと遭遇する危険があるので、日の高いうちに撤収するのが原則となった

余談ながら、10年ほど前に、この忠類川の1本南の当幌川で、サケの密漁者が夜ヒグマと遭遇して死亡した
死因は「頭蓋骨粉砕骨折」。どうやら出合い頭に、いきなり「ひっぱたかれた」らしい。

・強烈な光を発するLEDの灯具などが、家中に転がっている状態となり

従来から使っていた、ごくごく普通の懐中電灯が、バルブをLEDに変えただけで、突然強力な灯具に化けたりする。
下記のペンライトのように単純なものほど、その落差というより昇差が大きい。

最強は、仕事につかうファイバースコープの補助光用の、Sure Fire 6P をLED化したもの

もっとも、これは「懐中電灯」としてはオーバースペック
一方、ファイバスコープの方の標準装備の光源はナショナル(現・パナソニック)のペンライトで、
あまりに暗かったので、オプションのSure Fireを追加購入したのだが、ペンライトの方もLED化
したら、その単3二本のライトだけで十分な明るさを確保できるようになってしまった。

・しかも、そこそこ明るいLEDランタンが、今や百均で、しかも文字通り110円で買える

  実際、家の脇の通路沿いの物置場とか床下の収納庫に、すでにぶら下げてある

のため、今後、本来の用途で出番の生じる可能性はまず絶無。

■と、なると…

せいぜい「雰囲気作りのためのアクセサリ」にしか使いようがなく、そうなると本キャンドルに拘泥する必要はない、というか、むしろ不合理なので、今回の発掘を機に、「また忘れない裡に」LED化することにした。

 と、いっても、パーツ集めとその選択にやや手間取ったものの、作業自体は非常に簡単で、

●ベース

になるのは、ダイソーで調達した、製品名「ミニマムライト」

264s

  • 直径が13mm、全長38mmなので、ホルダの中に楽に収まる
  • 電源がLR41電池4本(5.2V)とこの種の製品の中では比較的高圧なのでかなりの明るさが期待出来る

ので、これを選択した。

●LED

ベースのミニマムライトは、当然ながら白色光だしキャンドルのような光の「ゆらぎ」もないので、LEDを橙色で「ゆらぎ」のあるタイプに交換する必要がある。

 今回わかったことは、この「ゆらぎ」は、LEDとは別の回路で生じさせているわけでなく、LED素子自体にその回路が組みこまれていることで、それならば、単に、その「橙色ゆらぎ」型のLEDに白色LEDから入れ替えればすむことになる。

(なお、ゆらぎLEDに印加できるのは、最大5V の模様
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09553/
だが、1.3×4=5.2Vと、この程度のオーバーなら問題ないだろう)

 そして、その調達先は(このご時世では、秋葉の秋月まで買いに行くのも怖いので)

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 パッケージはとっくに捨ててしまっていて商品名不詳なので、かりに、一般的な呼び方らしい「LEDキャンドル」と呼ぶことにするが、当初は後述の「炎」の部品ともども使う予定だったところ、それが簡単には外せそうもないので、今回使ったのは、やはり手持ちの中の別製品。

 別製品の方は、「炎」のパーツがやや柔らかい素材でケース本体に嵌め込み式のため、穴径さえ合わせれば脱着も容易なのと、なにより、LEDの方も、写真の製品よりも新しい分「ゆらぎ」がよりリアルなのでこちらを使うことにした。

 有難いことに、本体ケースのサイズにゆとりがあるので、内部の電池、スイッチ、LEDの配線がゆったりしていて、LEDの足が長いまま使われているので、移植用のパーツを取るには最適なのである。

 ミニマムライトの方の配線も、非常に合理的で、ハンダ付けやカシメを使わず、凸型断面のプラ製ブッシュと金属製のワッシャを使い、LEDの足を折り曲げて処理しているだけ

1_20210117160501

なので、先の細いペンチ1本で簡単に移植できた。

●「炎」

先に触れたとおり、LEDと共に同じLEDキャンドルから転用するつもりだったのだが、実際に取り付けてみると、背が低くてホルダ上部に埋もれそうだし、形もやや貧相なので、こちら

Led265s_20210123095701

から移植することにした。

 この「炎」も柔らかい素材ではめ込み式なので理想的。

(LEDキャンドルから外した「炎」は、この「LEDろうそく」に転用。
 このろうそくのも「橙色ゆらぎ」型だが、このLEDの取り外しは、かなり難度が高いので「秋月さん」に頼る方がよい。)

●取付用カラー

 ミニマムライトは細すぎて、そのままではホルダの上部をすり抜けてしまうので、LEDキャンドルの本体ケース上部から、「炎」用の穴を中心とする直径20mmの円盤を切り出し、「炎」を嵌め込むための中心の穴の径を8ミリ強に広げた。

 これを、ミニマムライトの先端に接着(接着部には圧縮方向の力しか加わらないので「ずれさえしなければよい」ため、紫外線硬化樹脂で4点留め)。

Dsc03874t

■この

加工済みのミニマムライトを、先端部を回して点灯したうえキャンドルの代わりにホルダにセットし、支持具・スプリングともキャンドルと同様にセットする(したがって、まずそんなことは起こらないだろうが、必要があれば、いつでも元のキャンドル・ランタンに戻すことができる)。

Dsc03877s

これで「LEDキャンドル・ランタン」の完成。

(最終的に残ったのは、LEDキャンドルの電池ボックス(LR43×3)とスイッチ。ミニマム・ライトの白色LEDのみ。どれも汎用パーツなので、いつかは役に立つはず。)

灯具としては、用をなさず「部屋のお飾り」だが、それでも、長年のお蔵入り状態から脱出させることだけはできた。

 

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2021/01/06

庭の潅水装置のメンテナンス その8:「山」の配管計画

■いわば…

今回のメンテ+拡張の最終段階ともいえる、庭の南西部の、通称「山」の配管の改修。

ここは、後記の図のように、庭の中で一番植物が密集していて、メンテも行きとどきにくい場所であり、従前の脈絡のない配水経路には凝りているので、できるだけ、単純で見通しのよいものにしたいところである。

■そのため…

・配置するパイプ類の系統は最小限度に止め
かつ
・そこからの分岐や接続も最小限度に止める

必要があるため、期待したいのは、「その1」で触れた、今回入手のDIG社のキット中の

呼び径4分1インチで、9インチ(約22センチ間隔)で水の出る穴が開けられている潅水パイプ

Microline™ Dripline - Sustainable Drip Irrigation

Dsc03606s

で、長さも50フィート(15m)あるので「山」の東側を除く3/4周を引き回すことができる。

■しかし…

DIG社の公表しているスペック

https://www.digcorp.com/homeowner-drip-irrigation-products/1-4-in-microline-dripline

によると、使用できる最大長は22フィート〔6.6m〕とされている一方(これに従うと、「山」の北側と南側にルートを分ける必要があることになる)

1m当たりの潅水量を計算すると、1時間10リットルと、結構な水量になってしまう。

仮に「山」に10m敷設し、これまでの夏の通常の潅水時間は30分なので、トータル50リットルを排出することになる。

どうも、このDripLineという製品は、花壇とか野菜畑での使用を想定しているようで、広い意味では山林といってもよい、地表面への日照も少ない「山」には過剰な潅水量なのかもしれず、あるいはコックを設けて供給する水量自体を絞る必要があるかもしれない。

【追記】計算結果の詳細は、こちら 庭の潅水装置のメンテナンス その9:「山」の配管+α終了: 平成作庭記+α (cocolog-nifty.com) 

■と、いうわけで…

「やってみなければわからない」ことなので当初は「山」の3/4周に1本のラインを敷設して、あとは、この夏に、様子をみることにする。

■これに加えて…

「山」の北西部の擁壁下にある角形ポットと、カキ、オニグルミなどの潅水用のルートを、将来のDripLineの変更時にも、その影響を受けないように、それと独立した1/4管を敷設することにして…

とりあえず、まとめてみたのが下の図である。

 

Photo_20210105164001 

Photo_20210109022101

DripLine の水圧の高い部分が、より潅水量を必要とする山の北側なるように分水口の位置を変更
(3つの分水が接近した位置に並ぶので、管理の面でもメリットがある。)
これに伴って不要となる、これまでの山の南への分水ポイントを、北の通路のポット列のための分水に流用。

 

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2021/01/02

ガソリン・ストーブ用ヒータ・アタッチメント

 ■昨年暮れから…

庭の潅水装置のメンテナンスと拡張を始めたところ、当初は温暖な気候が続いていたのだが…

ここへ来ての寒波で、考えた。

■これまでは…

薄手のダウンジャケットを着ているだけで、屋外作業とはいえ、本人には別に熱源が必要と思う時期ではなかったのだが、潅水装置のコネクタにパイプを設置するために、その端部を加熱して温める必要から、久しぶりにガソリン・ストーブ、最初はコールマンのピーク1 442-700(以下「ピーク1」)、さらにはオプティマス8R(以下「8R」)を持ち出すことになり

庭の潅水装置のメンテナンス その6:幹線の延長線の敷設
なお、マルキルとグランテトラのボトルのパッキング

妙な懐かしさもあって、これらのストーブのリペアやスペアパーツなどについてネットで調べてみた(といっても、8Rの主要リペアパーツは、30年以上前に入手済みだったのを思い出したのだが、ピーク1については、この調査が、後述のように、すぐに役立った)。

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■ちょっと…

驚いたのは、アルコールや固形燃料のストーブが、異常と思えるほど進化していたことなのだが(父が若いころに使っていたアルコール・ストーブが、どこかにあるはず)、それはさておき、(原則)ガソリン・ストーブを使ってヒーターにするアダプタが、話題になっていた。

 考えてみると、この種のヒーターがあれば、潅水パイプの先端を炙って柔らかくするのに使えそうだし、そのうえ、この先は、ますます寒くなる中での指先を使う作業が中心になるので、そのときの「手あぶり」にもなる。

 委細は、ネット上に情報が山ほどあるので、ここで解説する必要もないが、一番気になるのは、いわば「本家」コールマンが、同社のストーブ用のアダプタとして発売している「遠赤ヒーターアタッチメント (#170-7065)」で、なにしろ、442が対応機種にリストアップされているのだから

コールマン(Coleman) 遠赤ヒーターアタッチメント 170-7065

これ以上の選択はないことになる。

■しかし…

170-7065 は、現在品薄かつ高価だし、そもそもの問題として、買ってみたとしても、将来、これをフィールドに持ち出すことは想定できない(これが必要と思われる時期は、そもそも〔淡水・サケマス系の〕釣りのオフシーズンだし、可能性のある最も寒いシチュエーションである10月末あたりの道東の忠類川*でのシロザケ釣りを想定しても、経験上、これが必須といえるほどに寒くはない)ので、いわば宝の持ち腐れになるのは必定。

*もっとも、この時期になると、夜(といっても、昼間でも安心できないのだが)は、この川筋がヒグマの「通路」兼海から遡上してくるシロザケを食べるための「食堂」になるので、キャンプなど不可能。

■それでも…

この170-7065を、災害時に備えて、いつも玄関先に置いてある8Rでも使えるなら、何かの役には立つかもしれないし、気軽に庭に持ち出して使うこともできるだろう*、ということで、検討をしてみた。

*8Rの場合、コールマンのピーク1などとちがって、原則的にはポンピングによる燃料タンク内の加圧は不要で、着火して火力が安定した後は放っておくことができる。
 当方は、下の写真のようにサードパーティ製のポンプを使ってはいるが、これは、どちらかというと、プレヒート用のアルコールペーストを準備するのが面倒なので、ポンプで加圧後、燃料コックを開けてノズルからあふれてバーナー最下部のプレヒート用燃料皿にたまった生ガソリンをプレヒートに使うのが目的で(言うまでもないことだが、このときは燃料コックを一旦閉める
)、火力は二の次。
 実際、かつて大晦日近くに、当時の噂だったモンスター・ブラウン・トラウト狙いで行った本栖湖でも、ポンプなしに、コーヒーや粉末スープ用の湯をストレスなしに沸かすことができた(常時湯を沸かしておいて‐静まりかえった湖岸での8Rのバーナーが「吠える」音は、本当に「心強」かった‐、通りがかりのアングラーに熱いコーヒーをふるまっての情報交換のひと時は楽しい思い出である)。

 170-7065の場合、ピーク1などの五徳にはめて使うためのスリットが4か所(これに加えて、上部のラジエターをクリアする大き目の欠きこみが2か所)ある。

 どうも、このスリットの間隔と、8Rの五徳?の2本の平行するバーの間隔とが近そうで、これらが整合すれば、必要なスリットの方向が違うので、ヤスリで広げる必要はあるかもしれないが、用途が多少広がることになる。

■データによれば…

170-7065の直径は、86ミリメートル。スリットは90度間隔なので、下図のように、直線距離では60.8ミリ間隔ということになり、8Rの2本のバーの間隔60ミリと、誤差範囲で一致することになる。

1_20210101233601

(また、8Rの2本のバーは、次の写真のように、ケースにあるスリットに差し込んであるだけなので、写真でいえば左右に多少は移動させることができる。)

■ここまでは…

よいのだが、問題は、赤熱した170-7065からの輻射熱が8Rの燃料タンクを直撃しそうな、上の写真の赤塗の領域の存在である。

 8Rでは、下の写真のように

Dsc03801s  

 バーナーと、タンクとの丁度中間の位置に、銀色の遮熱板を置いて、バーナーからの輻射熱が直接タンクに加わらないようにしている。

 言い換えれば、8Rでは、タンクを加熱することによってバーナーへの燃料供給をするためのタンク内部の圧力を生じさせるのだが、その熱としは、バーナーからその下部のステム、そこから、バーナーとタンクの最下部とをつなぐ燃料パイプを経て伝わる伝導熱によって得ることを想定していて、バーナーからの輻射熱は想定しない、というより、むしろできるだけ排除しようとしていることがわかる。

■これに対し…

この種のヒーターの一体型のガス・ストーブでの使用は避けるべきということは、よくネット上で指摘されているし、さらには、

冬キャンプの暖房にコールマン遠赤ヒーターアタッチメントは有効? - YouTube
(とくに5分40秒以降と8分50秒以降参照)

という、とても具体的なリポートまであって、赤熱したヒーターからの輻射熱は相当大きなものであることがわかる。

 と、なると、そのような膨大な輻射熱を、本来それを想定していない8Rのタンクに加えるのは無謀というほかないだろう。
 (タンクの蓋の部分に安全弁はあるのだが*、それが作動してしまったときは、そこから高温下にガソリンの蒸気が噴き出すのだから「火だるま」必至で、タンクの爆発を防ぐ効果しかないと考えるべきだろう。)

* Refurbishing SRV Fuel Caps - Part Two 参照

■これが…

「どうしても」という話なら、追加の遮熱板でも工夫することになるのだろうが、先のような用途に照らせば、そこまでするのはナンセンス。

 収納場所から取り出したり燃焼中にポンピングしたりするのが、いくら面倒でも、素直にピーク1を使えばよいし、その方が安全なのだから。

■このように…

ピーク1の方でしか使えないとなると、翻って考えてみると、品薄、高額の170-7065をあえて手に入れる必要もなく、いわゆるコンパチ品の

BRS-24遠赤ヒーターアタッチメント

あたりで済むことになる。

■いうまでもない…

ことだが、せっかく計算したので、以下参考まで

 このBRS-24の直径は92ミリとのことなので、下図のように

・タンクに輻射熱が加わる範囲はより広くなるうえ
・そもそも、スリット間隔は65ミリとなり、8Rに載せるにはかなりの加工が必要

2_20210102003401

【追記】2021/01/27

■発注したが…

届かない、という指摘がネット上によく見られる、

BRS-24遠赤ヒーターアタッチメント

が、今日、中国郵政→日本郵政経由で無事我が家に届いた!

Dsc03887s
箱は、裏面の商品説明を含めて全て中国語。
日本語も書けとはいわないが、英語での表記は欲しいところ。

■荷扱いを…

含めて、評価の低い「中華モノ」だが…

・損傷はもちろん、少なくとも大きな変形はない

・汚れはない

ただし

・製品の表面だけのチェックだが、天板の下に「バリ」が一か所
  針状のものなのでニッパーでカットして、あとはダイヤモンドヤスリで均せばすむ程度

【追記】2001/03/14
ニッパーで取りきれなかったバリの残りも(百均の)ダイヤモンドやすりで簡単に落とせた

・表面のスリキズは結構多い
  といっても「1年使えばどうせこうなるかもしれない」というレベル

だが、日本製品も含めての、当方の従来からの評価基準は、問題なくクリアしている
(と、いうか、少なくとも40年前の日本製品と比べてみて、同レベルか、それ以上なのだから、コストを勘案すれば文句を言う方がおかしい、というか「世間知らず」)

■よくみると…

天板の上に、モノを載せても、天板上の穴から熱気が抜けるようにするためと思われる小さな突起が円周状にあるので、試しに、サイズ感を示す意味もあって、シエラカップを載せると、こんな

Dsc03889s
思っていたより小さい

具合。

  これなら、外側から暖を取りながら、インスタントのコーヒーやスープで内側からも暖を取れるだろう。

■意外だったのは…

結構「頑強そうな造り」だったことで、おそらくは

・赤熱状態になる器材なので、そのための、加熱・冷却が何度も繰り返されることを前提とした耐久性の確保

・ヒーターとしての蓄熱性の増大

のため、もともと、ステンレス版の肉厚が厚いのに加え

・天板の下にある円盤が、おそらく蓄熱効果のために肉厚であり

・しかもそそれが円柱状の側板に複数個所でスポット溶接して固定されている

Dsc03890s

ので、全体が建築用語でいうと、一種の「ラーメン構造」となっているのも、強度の確保に役立っているのだろう。

■テストは…

この週末。

・本命のピーク1

・最近届いた、中華製ワン・バーナー
  この、BRS-24を使う前提で、安全のため、セパレートタイプを選んだ。

・「ダメモト」というより「ダメ」であることを確認するための「8R」

での実験結果を、別アーティクルで、お披露目する予定である

【追記】21/01/31

上記の「実験」結果

・8R

まさに、先の「計算通り」の結果

 90度ピッチのスリットを広げるしかないが、

Dsc03913s

画面左側のスリットは、角度の関係もあって、約2ミリほど

右側のそれは、位置の問題で7ミリほど

削って広げるしかない。

結構硬質で厚みのあるステンレス材なので、電動工具を使うしかないが、やってみたところで、燃料タンクとの位置関係をみると怖くて使えないことを目の当たりにできた。

・中華製ワン・バーナー

 この製品の「コールマンの純正品」に対する、最大のアドヴァンテージといってよい、120度ピッチのスリットは、3本脚の五徳に簡単にセットできた

Dsc03906s

 バーナーの下に、圧電式の着火装置のボタンがあるので、先にヒーターを設置しておいてから、簡単に火を付けることができる(ただし、燃料バルブを開きすぎていると、かえって着火しにくい。着火時は、燃料はかなり絞り込んだ方がよい)

 結構、ネット画像でよく見る赤熱状態に近づくが、

Dsc03911s

なかなか上の方まで赤熱はしてくれないし、燃料バルブをフルに開いても火力はそれほど上がらない。

 後になって外気温を測ってみたが10°C前後なので厳寒というわけではないので、CB缶が気化熱で冷えてガス圧が上がらなかったせいだろう。

 その意味では、屋外で「ヒータ」として使うのは、少なくともCB缶では無理。しかし逆に過熱はしないので、ガーデニング作業のときの、いわゆる「手炙り」にはかえって有用かもしれない。

・ピーク1

 当然、これが「本命」なのだが、最大のテーマだったのが、バーナーへの着火。

 ヒータ下部のスリットがはまり込む五徳の上端がバーナーよりかなり高い位置にあるものの、ヒータをセットした後でも、外側から着火できるかどうか「やってみなければわからない」状態だったのである。

 それが無理なら、着火後にヒータを設置するほかなく、それはそれで、素手では難しい難度が高い作業になってしまうからである。

 しかし「案ずるより産むが易し」とはく言ったもので…

・ヒータは予めセットしておく
・十分にポンピングしたうえ
・燃料用の「赤バルブ」を開く
・しばらく待つと、ヒータ内がガソリンの蒸気で満たされる
・そうなると、ヒータの下の部分からガソリンの蒸気が漏れだす
・その辺りに、マッチやライターの火を近づける
・一気に周辺のガソリンの蒸気に着火し、バーナーにも着火する

というのが、火傷のリスクを防ぐには、一番安全な方法らしいことがわかった

(ただし、
 この方法は屋外に限る。
 また、ガソリンバーナーを扱いなれていない人には奨めない。
 加えて、
 最後の着火の瞬間に周辺に火が回るが、そのとき絶対に逃げないこと)

と、ここまで実験したときに…

燃料用の「赤バルブ」回りからの燃料漏れが見つかったので、その先のテストは中止した。
さっそく、バルブ周りの「Oリング」を発注した

コールマンパーツショップ by North Field

ので、続きはそれが届いてから。

【追記】21/02/02

「Oリング」セット

<赤レバーから燃料漏れ困ってませんか?>シングルストーブの赤レバー用Oリング3個セット - コールマンパーツショップ by North Field (fc2.com)

その他のパーツが、幸いテレワーク中の今日、ネコポスで速攻で届いた。

 さっそく、赤レバーを取り外し、大小2種類のリングのうち、バーナー部下の刻印が「06 91」と1991年6月製らしいので、上のページの解説通り「小」の方をセットしたら(ほぼピッタリの幅の固定レンチが工具箱にあったので、作業自体はほぼ10分ほど)、燃料漏れが見事に止まった。

 今日は、用件が山積しているので、5分ほど燃焼させて「火加減」可能かどうかをチェックしただけで、本格的なテストは今週末。

【追記】21/02/21

 急に仕事が立て込んでしまったので、ようやく今日になってテスト再開。

 ピーク1を15分ほど燃焼させて、そのメンテ結果とヒータ・アタッチメントのテストができた。

 今日は、外気温が20°C以上あるので、あまり今後の参考にはならないが…

 ヒータ上部に手をかざしてみると、側面ほどではないがかなり高温のようなので、シェラカップの水道水を載せてみたら、5分30秒ほどで完全に沸騰した。インスタント・コーヒーを飲むには、一応実用的な時間の範囲に収まっている。

 熱がこのようにある程度上方にも抜けているせいか、ヒータ全体は赤熱はしない。その意味では、アダプタから発生する輻射熱は、先のシングル・ガスバ-ナー上のそれと大差はなさそうであるが、バーナー自体の発熱量の差が利いてくることになる。

 とはいえ、非常事態のときに、無理に、ピーク1+アダプタを屋内(と、いっても、玄関のコンクリートのタタキだが)を使うほどの意味はなさそうで、ガスの方が合理的で安全だろう。

 最後に、メンテした燃料漏れをチェックしたが、解消されているのが確認できた。

【余談】

ヒータ・アタッチメントのパッケージに書いてあったBRSのwebページ

Jiedeng outdoor products Co. Ltd. (futailong.com)

を覗いてみた。

面白かったのは、これ

傻瓜一体油炉_BRS_兄弟捷登 (futailong.com)

ピーク1のタンク部分の上に、スヴェアのバーナー部分を載っけたような、ガソリン・ストーブ。

 

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2021/01/01

庭の潅水装置のメンテナンス その7:「準幹線」への分水の移行

■先週末の…

26日から、ともかくも(というのは、まだ3つ仕事を抱えているので)、年末・年始の休暇に入ったので、徐々にではあるが、先週末の引いた準幹線への、従来の亜幹線からの分水用のパイプの付け替え作業に入った。

■と、いっても…

これまでの「点滴潅水」〔Drip irrigation〕という手法では、水撒きとちがって、潅水する必要のあるターゲットとなる植物の近くに、いわばピンポイントで水を供給するので、分水先、したがって、分水ルートが大きく変わることはあり得ない。

 ただ、これまでの、1/4管を亜幹線として、そこからY型コネクタで分水し、さらに、そこからt型コネクタで水を振り分けていたうえ、

手持ちのY型コネクタの数に限りがあったので、使う場所をなるべく少なくしたい
1/4管とはいえ亜「幹線」なのだから、そこからの分岐数をなるべく減らしたい

という方針が災いして、勢い、分水先がタコ足状態になってしまっていたのを、幹線と分水とが明瞭に識別できるようになるので、配水系統の見通しがつきやすくなることが期待できる。

■ただし…

我が家で「山」と呼んでいる、庭の南西部についての植生は、おそらくは木本の成長による日照条件の変化のせいで消えてしまったものがあり、シダ類であるイノデなど植栽したものありと、変化が大きいうえ、実生の植物をポットで育てるために、かなり脈絡なく「1/4管」が這いまわっているうえ、それらの劣化も進んでいて、抜本的に発想を変えたうえで変更が必要そうなので、外れていた配管を復旧したり、不要となっていた配管を撤去したりといった最低限のメンテをするほかは、後回しにするほかない。

■そのため…

その北側の「原っぱ」と呼んでいるカースペース(セイヨウタンポポを駆逐し、二ホンタンポポを育てようとしているが、うまくゆくかどうか)と北端の門からのエントランス(ここは、ポットが中心。地表にあるのは、ツルバラ、チャノキ、クチナシなどなので、とくに意識的な潅水は不要)の配管の更新を先行させることにした。

と、いっても、当面は、従前の「亜幹線」から分水を取り外し、新たに設置した「準幹線」に付け替えるだけでとりあえずの対応は可能なので、分水のタコ足の解消は、後日になるが、比較的短時間で作業が終わった。

■しかし…

分水用のコネクタの付け替えとちがって、従前の亜幹線の撤去については、全く想定外の量となった

Dsc03787s
撤収した、亜幹線とそこからの分水用「1/4管」
8割方が20年物の塩ビ管で、かなり硬化しているので、それらは廃棄した

ばかりでなく、それらに使用されていた

庭の潅水装置のメンテナンス その3:幹線の延長計画

でふれた、L型、I型、Y型の工業用コネクタの量も、50個余りとあきれるほど膨大で、同ページの末尾のように、簡単な工具を自作していたので、まだよかったものの、再利用ができるように慎重に作業したせいもあって、結構な手間となってしまった。

■ここで…

やや疲れ果て気味になってしまったのと、寒波のせいもあって年末の2日間は作業中断となって、新年を迎えることになった。

【追記】2021/01/03

今日、午後からよい日差しになって、氏神さんへの初詣から帰って、1時間ほど、すでに書いたタコ足配管の解消作業をすることにした。

■「山」の…

経験もあって、脈略無く分水管をつないでゆくと、当座はともかく、後に収拾がつかなくなるのが必定なので、面倒でも、いわば「法則性」のある分水系統にするため、この「エントランス」では

・階段1段ごとに、16ミリ管からの分水を設ける
・1分水については、必要のある場合は、t型コネクタで最大2ポット(鉢)までしか分水しない
・将来あらたな分水が必要になったときには、必ず準幹線の16ミリ管から新たに分水する

ことにした。

■その結果…

新設した準幹線からの分水は、昨年末の、当座の亜幹線からの付替えの際の2か所のほかに、2か所の分水の追加で済んだのだが…

 新たに、配水管とコネクタとの相性の問題がありそうなことがわかった。

  この相性は

・コネクタと、幹線用の「1/2管」あるいは「16ミリ管」との間
・コネクタと、複数種ある「1/4管」との間

のどちらにもあるようなのである。

■暮から今日までの…

エントランス線の「16ミリ管」については、
庭の潅水装置のメンテナンス その3:幹線の延長計画
の末尾でご紹介したp型(下の写真では「p0型」とした)や

・部品のボックスを改めて整理していたら出てきた p1型
庭の潅水装置のメンテナンス その4:パーツの追加入手と実験結果
 の冒頭に書いた、モノタロウから取り寄せたp3型、つまり
 チューブ用ジョイント サンホープ 散水器具用チューブ JT40

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p2型は、調べてみると1個しかないし、p0と大きな違いがないので割愛

を、16ミリ管と1/4管との接続に使ってみたところ、p3型が、16ミリ管への設置後、接合部付近のパイプを断面が円形になるように手で整形する調整は必要だったものの、接合部からの漏水も少ないうえ、1/4管との接合も容易だった(そのため、最初の12月29日に設置したp0型についてもp3型に付け替えた)。

■といっても…

幹線が「1/2管」だったり、接続する「1/4管」に何を使うかで結果が変わる可能性もあるし、想定される分水量からみて内径が小さすぎるようの見えるコネクタもあるので、前記の「山」の配管についての課題が増えたことになる。

【余談】2021/01/03

■この暮に…

我が家1階の居間の地下の基礎部分は収納スペースになっているのだが、そこで、とある工具を探していたところ、ここ10年行方不明だった、潅水装置のパーツの入ったコンテナが見つかった。

Dsc03784s

なによりも有難かったのは、青いグリップの幹線用パイプへの穴あけ工具のスペアが戻ってきたことなのだが

Dsc03782s
左が今回入手のキット中のもの、右が「発掘」した20年前に入手のもので、全く同じ。

みつかったコネクタ類も、今後の拡張や補修の自由度を広げてくれそうである。

 

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