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2020/12/20

庭の潅水装置のメンテナンス その6:幹線の延長線の敷設

■ようやく…

従前の「1/4管」による「亜幹線」の西北部分を16ミリ管にリプレースして、いわば「準幹線」に改修する準備ができたので、この週末の2日間を使って、実は一番面倒くさい作業に入った。

 作業は「面倒くさい」のだが、これが終われば、これまで「マカロニ管」こと細い「1/4管」を分岐させてつないでいるため錯綜していた、庭の西端部分の分水の配管を大幅に整理して、メンテを完全に「フリー」とまではゆかないにしても、大幅にそれに近づけることができる。

 幹線になる16ミリ管が敷設できれば、それからの分水については、この先、折を見て、「今日はここ」、「あそこを明日」といった具合に、徐々に小規模な作業を断続的に続ければすむし、とりわけこの暮正月は、体を動かす機会も少ないだろうから、ちょうどよい気晴らしにもなりそうなので、それが可能な段階までの手順を一気に進めておくことにしたわけである。

■16ミリの…

パイプについては、

庭の潅水装置のメンテナンス その5:潅水パイプの接合実験

の末尾のとおり、すでに事前にできる作業は終えているので、前日にパイプをあらあらの位置で2か所をカットするなどして、地面に這わせておいたが、手間がかかるのは、それらのパイプ間の接合と、巻癖のついているパイプの地面への敷設*

*どちらも、気温が高い時期なら、パイプ類が柔軟なので大した問題にはならない(とくに巻癖は、ある程度まで取っておけば、通水している裡に自然に解消してくれる)。しかし、その時期まで待っていると、地表に植物が繁茂するうえ、カ(蚊)も出てくるので、それはそれで作業の障害になる。
 要は、そういった外部環境と、こちらの時間と気持の余裕とで決まる「頃合」の問題ともいえる。

 あいにくの寒波の中ではあったが、午前中は、作業場所になる門のあたりの日当たりがよく(実際に体を動かしていると、薄いダウンジャケットでも暑さを感じるくらいだった)、一気に作業することにした。

Photo_20201221093301
庭の潅水装置のメンテナンス その4:パーツの追加入手と実験結果 >末尾の計画図再掲
空色が、新「1/2管」、緑色が16ミリ管

■懸案は…

上記の「その5」でも触れたが、現場でのパイプとコネクタとの接続。

 案の定、低温で硬くなったポリエチレン管にコネクタが入ってくれないので、想定どおり、アウトドア用のバーナーで沸かしたお湯にパイプの接続部分を漬けて加熱した。

Dsc03733s
手前下が、アウトドア用ガソリンバーナ―の「オプティマス8R」
その上の水が入っているのは、コールマンの「ピーク1 442-700型」ストーブの、調理器具にも使えるコンテナの下半分。
最初は、火力の強いコールマンを使う予定だったが、5年ほど前だったかにご近所のフリマで破格で譲って頂いて以来(最近調べたら、中身のバーナーより、写真のアルミ製のコンテナの方がレア品らしい)数回しか使っていなかったので操作に不慣れで着火に手間取った*ので、40年来使い慣れていて、「音と匂いを併用すれば」ではあるが、ほとんど目をつぶっていても操作できるオプティマスを持ち出したのである。

*【参考】先に、これを見ておけばよかった
https://www.youtube.com/watch?v=ktgB4Zg6M9w
(ただし、映像のはヴィンテージものなので、燃料/火力の調整のための操作は、442-700 と若干違うが、基本的には大きな差はない。
 また、ともかくも、バーナー部分で燃料のガソリンに着火してくれさえすれば、後の、安定した青い炎にするまでの要領はオプティマスと全く同じ。)

■この「湯煎」の方法は…

初めてやってみた*のだが大正解で、3か所の接合部を「『オプティマス』+『コールマン』のコラボ」のおかげで、かなりスムーズに接続できた。

*従前の作業の大半は、「1/4管」の接続だったので、この場合、パイプの先端を「100円ライター」で炙れば済む。
 また、DIG社の「1/2管」+キット中の「コンプレッション式」コネクタだと、低温下でかなり固くなっていても、後記のとおり、力がうまく加えられる場合には、同社指定の「縦々横々メソッド」で力を加えれば、結構簡単に接続可能だった。

■このように…

16ミリ管による「準幹線」が敷設できたので、午後からは、従前の幹線との接続作業に入った。

 まず、上記「その5」で作った「1/2管→16ミリ管」のコンバータ管上部の1/2管用「1/2"Compression Elbow」に、1/2管を接続するのだが

 Dsc03739s

写真のような場所で、コネクタを手で支えるための力がうまく入らず「縦々横々メソッド」ではうまく接続できないので

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ガストーチを持ち出したのだが、火力を最小に絞っても、加熱しすぎになって

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2回も失敗。

 3回目はトーチを使わなかったのだが、それまでの2回の加熱でパイプが柔らかくなっていたせいか、メソッド通りで接続できた。

■次に…

既存の幹線の南西部の終端の先端部をカットし、カットした先端にT字型の「チーズ」(1/2"Compression Tee)をセットし*

*ここの場合、コネクタ側をしっかり力を入れて手で支えられたので。どの方向も「縦々横々メソッド」で比較的苦労なく接続できた。

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潅水タイマを常時潅水(タカギ製の場合は「すぐ水やり」ボタンを押す)モードにして、これまで10数年間管内にたまってた汚れやゴミを洗い出す。

■その後…

もう一度「すぐ水やり」ボタンを押して、一旦水を止め、先のチーズの分岐方向に、先ほど設置した「1/2→16ミリ」のアダプタ管に通ずる1/2管を接続し、直進方向に既存管からカットした終端部を接続したうえ、再び常時潅水状態にする。

 ほどなく、準幹線の先端まで、通水していることが確認できた。

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■もっとも…

準幹線にこれほどの長さは不要なので…

今後、1/4管による分水を使った潅水が必要な範囲+α(後記終端装置用)の部分で16ミリ管をカットし、

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その終端部に、写真中央下の8の字型の、カクダイブランドの終端装置「ウォータースプレイパイププラグ」*をセットすることにする。

*この8の字タイプは、DIG社のも標準仕様でもある。
 一部の潅水装置の販売業者は、このタイプを「仮設用」と説明していた。
 しかし、過去20年近くDIG社のこのタイプを2か所の終端部で使っているが未だにノントラブルである。

 要するに「売ってる方がまともに使ったことがない」のだろう。

■まず…

パイプの終端近くに8の字の片側の輪を通し

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パイプの端を折り返して、もう片側の輪に通す。

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 これだけで(過去20年間の経験に照らして、間違いなく)、「水が止められる」。

■ついでに…

どうせ、この先、これまでの亜幹線の西北部の分水については、準幹線への配管の敷き替えは必須なので、まず、手始めに、ここに「反時計回り」の亜幹線も接続しておくことにした。

 DIGのキットに入っている、ホールパンチ*という工具で、16ミリ管に穴を開け

Dsc03752s

*この「穴開け器」、大別して2タイプある。
 どちらが、どの用途に向くか、とか、どのパーツに向くかは今後の課題。

接続用コネクタを介して、反時計回りでこの脇を通っていた1/4管をカットして接続する。

Dsc03755s

 これで、まず、今回敷設した「準幹線」と従来の「亜幹線」は、全通したことになる。

■最後に…

これで、潅水装置のすべてに、通常使用時の水圧が加わっている状態になったので、

今回最大の懸案の一つといえる「コンバータ管 」をチェックした。

Dsc03759s

肝心の接着部分(写真下部)には全く漏水は見られない。

(加えて、もう一つの懸案、カクダイのコネクタによるセフティ3のメインホース同士の接合部にも、漏水は見られなかった。)

■これで…

なによりも「その5」で書いたように、今後「1/2管」に損傷などが生じたときも、この16ミリ管+接着剤で、補修したり、バイパスする目途が付いたことになる。

 と、いうことは、7メートルほど残っている1/2管(とコネクタ)を温存する意味はあまりなくなったこちになるので、先に

庭の潅水装置のメンテナンス その3:幹線の延長計画

に掲載した

Photo_20201220221201

図の右下の②の部分の延長も、あまり将来への不安なしに、実行できることになるわけである。

■と、いっても…

当分は、これまでの「亜幹線」と分岐線による分水を、「将来の見通しのよさ」を重視した新「準幹線」からの「分水」へ敷き替える作業が最優先なので、早くても明年春先、遅ければ明年秋口以降の作業になりそうなので、そちらはフェーズ2として新たなスレッドになるかと思う。

 

 

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