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2015/09/20

SONYα7Rでオールドレンズ:キヤノン28/2.8 ライカスクリューマウント

M6TTL入手後…

とにかくも。そのファインダにフレームのある焦点距離(28-35-50-75-90‐135)のレンズをそろえようと、比較的早い時期に入手したレンズ

http://web.canon.jp/Camera-muse/lens/s/data/19-35/s_28_28.html

で、銀座のレモン社さんに「出合い頭」みたいにあった委託販売品で、確か\35,000だったと思います。

 28ミリレンズというのは、それまでかつて、持ったことも、使ったこともない(学生時代は、常用レンズは24ミリと100ミリ。少し「大人になって」からは35ミリと50ミリ。「あえて」挙げれば、オリンパスのμ-wide80の広角端が28ミリだったが)うえ、今の状況なら迷うことなくコシナのカラースコパー3.5なのでしょうし、「純粋に光学機器としてみれば究極」みたいなツアイスのビオゴンもあるのですが、当時は、

高すぎてハナから論外……ズミクロン
高いしでかい………………エルマリート
やや高くてでかい …………ウルトロン1.9/ヘキサノン2.8

そうなると、コンパクトなレンズをといっても
高いしめったに出ない…… リコーGR/ロッコールG
そこそこ出るが「持病」が…ロッコールM
                (「銘玉」との評価は高iい。大阪で、現地の中古カメラ屋さんに価格
                 的には出物があったが、後々のメンテナンスを考えて見送った)

(当時は)現行品で安いが
ネット上の評判はイマイチ…アベノン

と、まぁイザとなると、迷いに迷う状況だったのです。

そんななかで…

気にはなっていたことが、私の方では「ネット上の写真の師匠」と、勝手に一人決めしている(と、いっても実際には2度お目にかかっているが) 京都の nagy さんが、
http://geofoto.web.fc2.com/leica-lm1.html
で、このレンズのことを「隠し玉」と評していることでした。

 ただ、このレンズ、調べてみると(当時は「ライカブーム中」だったので、中古カメラ屋さんも多く、「相場」や「出現率」を調べるのが簡単だった)、出れば安いというかリーズナブルだが、 先のリコーGR/ロッコールG以上に出てこない(多分、このレンズの場合、愛蔵率が高いのではなく、製造数が少ないうえ、買った人は必要があって買ったので使い倒しているせいではないかと思います)ので、ほとんど考慮の外にあったレンズだったのです。

なお、 http://homepage3.nifty.com/baumdorf/KimuTaka/Camera/Camera09.htm の末尾ご参照

手に入れてみると…

当時すでに発売(1957年)から半世紀経ているとは思えない「絵」を叩き出してくれることがわかりました。

 とはいえ、
・不慣れな焦点距離であることに加え
・キヤノンPやIIIAの場合は外付けファインダ必須
・M6TTLでもファインダの端に近いフレームのためなかなかフレーミングが難しい
・やはり35ミリ重視にならざるを得ず、ファインダに×1.25のマグニファイヤを付けた

というわけで、使用頻度が非常に低くなってしまいました。

しかし、一眼のα7なら…

ファインダのフレームの問題はなくなります。

 ことに、このレンズ、非常にコンパクトなので、バッグの空きスペースのどこにでも滑り込まることができます。

 通常は、必須のレンズは35-50-90なのですが「もしかしたら、要るかもしれない」というとき、隙間に入れておいて、今後活用できる可能性がありそうです。

 これまでに、それなりに「気持ちのよい絵」を作ってくれたこのレンズ。限界とポテンシャルを確認する意味でテストしてみることにしました。 

 ズマロン・サンハン同様、丸ビルに持っていったのですが、東京駅の赤煉瓦では「近すぎ」て、テストになりにくい。

Dsc04690s

Dsc04690c
中心部

そのため、同じビルの某別の場所で…

開放では…

Dsc04683s
全体を縮小

Dsc04683c
中心部

Dsc04683r
右上

Dsc04683l
左下

上の東京駅のドームの画像を含め、やはり全体に甘いし、周辺光量落ちもあるのですが、1957年発売という「骨董クラス」のレンズとは思えないことも確かです。

f=5.6では…

Dsc04692s
全体を縮小

Dsc04692c
中心部

Dsc04692r
右上

Dsc04692l
左下

やはり…

開放でも、甘い描写とはいっても、半世紀前の、この明るさのレンズとしては、コントラストが低い(といっても、raw現像や photoshop で十分対応可能なレベル)ことを除けば、むしろ驚異的。

 5.6まで絞ると、コントラストも上がるうえ、隅の部分はさすがに「周辺光量落ち」が残るものの、解像度は実用上問題ないレベルです。

 これなら、要らないだろうとか、重さやスペースの都合でエルマリートを持ち出せないときなどに、コンパクトなので、「保険」として、ちょっとしたポーチに入れて、ポケットやバッグの隅にすべりこませておけば、イザというとき、少し絞り込んで使えば、どうしても「引き」がとれないときなどの救世主になりそう(もっとも、そのときカメラに35ミリがついているなら、引いちゃった方が、レンズ交換なんかするより手っ取り早いと思いますが)

Dsc04684s

 つまり「隠し玉」じゃなくて「隠し持ち玉」

 加えて、FDなどの一眼レフ用のレンズを含めても、ズマロン・サンハン、エルマー135とならぶ、「見た目が最高に綺麗」なのも嬉しい(とくに、絞りリングが後期のアルミではなくて、真鍮製なので)。

 

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