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2015/01/12

[三軒からはじまるガーデニング]第2年度作業開始

Ss_3
もう昨年6月には…

「山」の盛土の土留めに使う「天竜川流域産 栗石 100‐150mm/20Kg」の3袋、合計60キログラムは届いていたのですが、もともと蚊が多い場所であるのに加え、夏の暑さと秋口からのデング熱騒ぎ(元凶とされていた代々木公園から、ここは1キロほどしかない)もあり、「秋枯れ」を待って作業をすることにしていたのですが…

 この冬は、いつまで待っても「秋枯れ」が来ない!

 ようやく、暮れになって、落葉樹の葉が落ち、地表の草本も枯れて「晩秋」の趣となった途端に、今度は、ぼやぼやしているとまた大雪の季節になりかねない時期になっていることから、この連休にとりかかることにしました。

今回の作業エリアは…

敷地南東の、高さ1メートルほどの大谷石積みの擁壁の上、我が家で「山」と呼んでいる所で、

「3軒からはじまるガーデニング」第2年度始動 

の末尾の写真のように、道路上の位置・方向によっては、庭の奥が素通しになるのをなんとかしたいものの、擁壁の際近くにはキチジョウソウが定着しているところもあって、そこには、手を入れたくない。

 と、いうわけで、擁壁から少し奥に築山状のマウンドを作り、そこに、将来にわたっても、背が伸びて樹冠が上がってしまうことによって「元の木阿弥」になってしまわないような、背が低くてもヴォリュームのある植物を植える算段を立てたわけです。

 マウンド用の土については、昨年1月に前庭に敷石を追加敷設したとき敷石敷設完了の残土が大量にあるのでそれを使えばよいのですが、それを単に盛るだけでは芸がないので、マウンドの周囲を栗石の土留めで覆うことにしたわけです。

1月10日午後…

朝吹いていた風も弱まり、予報では気温も上がりそうなので、作業開始。

Areapre
画面右端の斑入りヤブランを中心に半円形に盛土することにした

 まずは、盛土周囲の土留めの石を積む部分の地面を少しだけ溝状に掘り込んで、栗石を大まかに並べてみて、なんとかなりそうなことを確認し、とりあえず今日の土木作業は終了。

 あとは、明日のシダの移植に備えてミズゴケ(百均モノ)を水になじませておきます。

Preparemoss

翌1月11日…

は、まず、庭の「植物採集」から。

 盛土の上には、シダの一種で、豪快に立ち上がるイノデを2本ほど植えることを計画しているのですが、大きな植物だからといって、それだけというわけにも行きません。

 ただ、ここは、ほんの一部の場所が一部の時期・時刻に日が当たるものの、それ以外の場所・時期は、ほぼ常時日陰になる場所ですので、それに耐えられる、耐陰性のある植物でである必要があります。まして、常時目隠しになるように、常緑で、外国種でない(これは、単なる「我が家の趣味」ですが)植物となると、選択肢は限られ、思いつくのはシダ類のほかは、ヤブコウジとかヤブランとか、すでに庭にあるものばかり。

 ヤブランは今回どうしても移植が必要なものもあるうえ、そもそも冒頭の写真のように、盛土のまんまんなかに、斑入りのが結構豪勢に株立ちしているので、それ以上増やす意味はない。

 ヤブコウジは、株分けしなければならず、それも面倒。

結局、消去法で、シダ…

なのですが、我が家の庭にいるシダのあらかたは

イヌワラビ
イノモトソウ
ヤブソテツ

の3種で、このうち、

イヌワラビは、夏緑性で、この場所には、春先になると、ウゴウゴと生えてくることが必定なので、まず除外。

イノモトソウは、常緑性とはいえ、ネットで目にするような葉が多くて長くフワフワと軽快なものならよいのですが、我が家のは、贔屓目にみても貧相なのと、あまり暗い場所では育っていないので、やはりこれも除外

で、最後の

ヤブソテツは、常緑性であるうえ、ネットの画像と較べても、我が家のは遜色がないどころか「勝って」いるものさえあります。今回改めて、裏庭と呼んでいる北東の庭のを観察してみると、葉の(と、いうよりむしろ種の)ヴァリエーションも今後研究のしがいがありそうなほど多彩。

というわけで、ヤブソテツに決定。

 結局、このカテゴリーのうち

・葉が大きくて色が濃い
  株全体の葉緑素の絶対量が多いので、日陰でも耐えてくれそう
・石積みの擁壁に根付いている
  いわば「ど根性ヤブソテツ」で、その分生命力も強いはず

ということで、この

Yabusotetsuonwall
たぶんオニヤブソテツ

タイプに引越しをしてもらうことにしました。

頑丈な植物のようではありますが…

根掘り兼用の移植ゴテ(「[簡易温室]」の末尾の【追記】参照)などを使って擁壁の隙間から引き抜いた後は、一応、昨晩作った、ミズゴケ・バケツに根を浸して養生をしておきます。

Yabusotetsu

 あとは、通称「原っぱ」で、その奥に積んであった残土を篩ってガラとかドクダミの地下茎を取り除いては、プランタに貯め、それを「山」に持っていって土盛りすることを繰り返すという、去年も

いよいよ植栽開始[その1] (末尾)

でやった作業です。

去年と違うのは…

その間に、栗石を入れ替えながら将来崩れにくいように整えることと、適宜ヤブソテツを植え込むことで、当初の補水と、今後の保水のため、根の周りに湿らせたミズゴケを巻きつけて、石の間に挟んだり盛土の中に埋め込んだりするところです。

Bogmoss
右が昨晩ミズゴケに水をなじませておいたバケツ、左が根にミズゴケを巻いたヤブソテツ

で、一応の完成形が

Areapost

で、画面左(東)手前端あたりは、もう少し石があれば、も1段積んで、ということは、もう少し土を盛ってもおかしくはないところではあります(それでも、盛土の右(西)に較べれば、倍近い高さに土を盛っていますが)

 それから、水を撒いて、土を締めてから、上の写真の左横方向から撮った写真が、これで…

Sideview

手前は、土留の下の部分が、今後は作業用通路になるので、そこにあったヤブランを掘り出して、土留の上に退避させたものです(これをしなければならないので、ほかの場所からヤブランを移植する必要がなかったのです)

道路から見ると…

「3軒からはじまるガーデニング」第2年度始動 

と比較すると

Prefinish1


Prefinish2

で、土盛と土留めに目がゆくので、敷地の奥が目立たなくなり、これでも一応の成功とはいえますが、やはり、高さが50センチほどの、藪立ちの植物が2、3本ほしいことがわかりました。

これからは…

その植物を調達する必要があるのですが…

・第一候補のイノデは、冬枯れなのかどこも在庫なし

・親類みたいなオシダはあるが、残念ながら常緑ではない

と、いうわけで、もう少し時間がかかりそうです。

 とりあえずは、今月15日に世田谷上町のボロ市の植木市を覗いてみようかと思います。

【追記】2015/01/22

今日、ようやく見つかった、イノデを2株発注しました。

 

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